牛久沼はサバンナである!

義務教育で習いませんでしたか?地球各地の気候について。「サバンナ気候」「地中海性気候」「熱帯雨林気候」とかいうアレです。生物が多種多様におり、たくさんのバスたちがいるのが「熱帯雨林気候」や「温帯気候」だとしたら(亀山とかね)、牛久沼はまさに「サバンナ気候」なのでないかと。

アフリカに行ったことがある人によると、サバンナに行ったからと言ってすぐにライオンに会えるわけではないといいます。ライオンやヒョウ、チーターなどの肉食獣は生態系の頂点に位置しており数平方キロメートルの縄張りをもっているといいます。その肉食獣一匹につき、その数百倍の草食動物がいるというのです。安定した生態系のでの弱肉強食のバランスとはそういうもの。バスが入って数十年~牛久沼のブラックバス事情はまさにサバンナ!そう簡単に頂点に君臨する大型のブラックバスに出会えるわけではないのです。


・・・・・と、いったことを考えて、釣れなかった自分を納得させています。


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(前篇はコチラから。まだの方はどうぞ。)

namaro★blog~ナマローブログ~ : <前篇>パラダイスは目と鼻の先!?カッパ沼の悲喜劇!【H-1グランプリ2016第3戦牛久沼しだるま実釣レポ】
H-1グランプリ2016牛久沼戦<前篇>はこちらから。ただただ、勢いでプラの様子などを書きなぐっています。悔しさが抜けきっていないのです。





テキトーこそ信条。リスペクトするする高田純次さんが行っていたのが・・・

「歳とってやっちゃいけないことは「説教」と「昔話」と「自慢話」

とのこと。僕のセンパイが先日ブログにて教えてくれました名言です。・・・すみません、ガンガン昔話と自慢話を振り返ります。うざいオサーンになってきたな。あ、説教は苦手です。よくされますけど。


namaro★blog~ナマローブログ~ : 【H-1GPX2015】牛久沼…H-1グランプリ山場の第2戦!しだるま釣行レポート!【前篇】
おもひでぽろぽろ。昨年・2015年のH-1牛久沼でビッグフィッシュ賞を獲得させてくれたのも痴虫・沼海馬でした。

ご存知ですか?沼海馬を!

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沼におけるハードベイトビッグフィッシュ率が異常に高い!気鋭のトップウォーターブランド「痴虫」が作り出す沼から生まれたハードベイト。このルアーが2016年もビッグフィッシュ…しかも優勝をもたらすウィニングルアーになったのです!キャスティング南柏店では速報として「H1グランプリにて痴虫沼海馬がウィニングルアーに!」この一報はお店にてアナウンスがされたようです。こりゃ盛り上がるな。


namaro★blog~ナマローブログ~ : 痴虫沼海馬スペシャルエディションをいただきましたTHANX!
痴虫・松本代表から沼海馬スペシャル版をいただいた回。

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調子のよかった昨年は、お祝いにスペシャルエディションの沼海馬を代表の松本さんからいただきました。実は同い年の同世代。トレードマークの前歯も更なる進化をとげており今後の活躍に期待が高まる!

さて、H-1グランプリ2016牛久沼戦のウェイインの模様をオンエアー!いや、記録しておきます。雑感もあるのでソーリーご勘弁。

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およそ5年前に開催されたH-1プレ大会から参加しているちっぽけな身からするとビックリなのですが、当初から取材と体当たりレポをしていたBasser誌・・・そして、牛久沼には「ロッド&リール」や「ルアーマガジン」といった、テレビで言えば、フジテレビ、TBS、日テレ、テレ朝、NHKが取材に来た!くらいに取材が入ったのがH-1グランプリでした。見たことがある有名記者さんたちがチラホラと…しかも、選手としても参加しとるし…ますます、人気になっちゃうな…今回も釣りビジョンにて放映されちゃうみたいよ。

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さてさて、H-1と言えば何といってもコレ!トーレラーウェイインショーです。相模湖、亀山と会場の都合上できなかったけど演出として異常に盛り上がります。牛久沼は、いつもタマオヤが運転している軽トラだ!

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牛久沼一発目は、2戦目終了時点でAOY首位を走っているオリキン選手。連帯率がハンパなく、昨年終盤から釣りに釣りまくってくる。外さない人です。今回も・・・160グラムではありましたがサカナは持ち込んできました。これはスゴイことだと思います!(練習にもよく来ていました。)

さて、トップファイブの釣りをふり返ります。

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こちらラッキークラフトのタキタさんが入力していたエクセルを激写した画像です。タキタさんいつもありがとうございます!今回はカウントダウンでまとめていきます。

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5位:松村選手 770グラム

牛久沼たまやメンバーでありながら、亀山のむらボート平日大会にも最近は頻繁にエントリーしているクリス松村君。サカナを見つける術は向上しており今後、上位に食い込む可能性がある伸びている選手のひとり!この日は、西谷田川をドクターナイトのクランキングで攻め、難しい天候の中、貴重な一匹を持ち込んだ。


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4位:中澤選手 1220グラム

まさかまさか?いや狙っていた?な、なんとサイトで見つけたサカナを食わせてのキロアップとなりました。エリアは東谷田川の最上流。(ほとんど行ったことないっす。もしかしてパラダイスが!?)DUOのシンキングスイッシャーをノーシンカーワームの如く沈めて食わせたそうです。そんなパターンがあったのか・・・しかもバックシートです。こりゃまたねぇ。


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3位:福永選手 1300グラム


でました。2014年度H-1チャンプことフクナガ選手です。毎回毎回釣ってくる。鈴木美津男さん曰く「トーナメンターだなぁぁ~~」と言わざるを得ない結果を残しているアングラーです。今回も、狙いを絞りまくり上流キャノン前のアシガマの間にトップウォーターを投げ込み一匹を釣り上げました。福永氏曰く「牛久沼は、ルアーを決め打ちして投げた方が釣れるよ!」とのこと。あれこれ迷ったオイラの心に染み入ります。

プラでは、スピナーベイトで好反応を得たようですが晴天無風の当日にどうにかしてっ!ということで選んだのがデカダンストーイ。天候とサカナの反応を見て、パッと狙いとポイントを替えられるのが強さの秘密なのかも!?!?

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2位:横井選手 1440グラム


でました!現在、たまやオープンでも首位を走っている実力者・ヨコイ選手が2位に食い込みました。ルアーはもはや牛久ベイトと化してきているラッキークラフトのBDS3。サカナは奥にいると考えていたが、フィーディングは広いところでするのではないか?と予測し、茎崎橋近くのフィーディングスポットでザリガニを意識してクランキング。ドカンと一発でたそうです。キーは、風の当るところとシェードだそうです。あれ、オイラも同じような意識して釣っていたのですが~。そんまもんでしょ。



そして優勝は~!

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一年たって、ラッキークラフトのフィールドスタッフとなった高橋Kazuo!選手

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ここまでお読みになっていただいたアナタなら釣具屋さんで見たこともあるであろうこのポスターの御仁。昨年はトーナメントシャツなんて着ていなかったのに~

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今年もビッグバスを・・・

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ズガンと。

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笑顔の検量待ち。検量担当はくまぞー君。いつもありがとう。

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1位:レジェンド高橋選手 2200グラム


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堂々の優勝。しかも、同一場所での二連覇を達成。これぞローカルエキスパートという力を見せつけました。おめでとうと言う一方、悔しいのも本音です!僕もいつかあの場所に立ちたいものです!出ているからにわ!

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撮影の列が止まりません。来シーズンのポスターもこれになるのでしょうか!?良いサカナですしね。

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正面からのナイスショットもいただきました。植田ルイちゃんがフォトジェニック!

優勝したレジェンドにさらにレジェンドを上塗りしたタカハシさんのコメントには牛久についてのヒントが詰まっていました。正直、ここには書きたくないくらい。でも書きますね。公にされたことですし。

キッカーを釣ったのは(1匹ですが)終了の40分位前にボート屋横のアシ原の中。たまやボート屋の周辺は、ハスあり、アシあり、ガマあり、マンメイドストラクチャーあり、ブレイクありと、牛久随一の変化に富んだポイントなんです。その、一級ポイントになるアシが実は桟橋の横にあったというわけです。

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しかも釣り方は、牛久沼で独自に進化した?いや昔一世を風靡した「ウェッピング」を駆使しての一匹だったということ。釣れるタイミングにもコツがあり、ボートがでっぱらったお昼位だそう。あとは、大会が終了した夕方にも反応が実はあるのがこのポイントだったそうです。

ルアーは、痴虫の沼海馬。重くて、木製。プラスチックルアーではごちゃついたアシ中には落とし込めないのだが、このルアーならぶち込めるということでウェッピングを繰り出したということです。その姿はまさに「天空落し」・・・しかし、これなかなかできるようでできません。こりゃ自信とタックルバランスあってこそ。

竿は、僕も購入したレジットデザインのフロッグロッドを使用。しかも、高橋さん「1本はPE用、もう1本はスピナベ用」と2本も買ったとか!ここまでのコダワリが頂点へと導くのか・・・

namaro★blog~ナマローブログ~ : あれ?俺、キャストが上手くなった!?【レジットデザインWSC65MH “Frog Game Special”インプレ】
ボクも持っていたりして・・・・・


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上位陣の皆さん!おめでとうございます。牛久サイコー!タカハシカズオー!でしたね。

とはいえ、全員が一匹だけの勝負となったのがいかにこの日がタフコンディションだったかがわかる結果となりました。



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いつもありがとうございます。冠のミシマの八木さんによる挨拶も。

そして、牛久沼の難解さがわかる写真も激写しておきました・・・いくつかupしますと~~

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2015年のH-1覇者・伊藤巧プロも牛久の洗礼を受けてのノーフィッシュ。上位の人たちのコメントにうなっていました。

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モーターガイドのサポートも受けている巧プロ。新型エレキの優位性についてのレポートもありました。でも、年間ではまだまだ良い位置につけており、年間での二連覇もあきらめてはいないゾ~

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そして、亀山に引き続き、現在、最強バスプロのひとりと言えるでしょう!レジットデザインサポートの北大祐プロも参戦!TOP50野村ダムで優勝したホンモノのプロですが牛久の神様はこの凄腕にもなかなか微笑んでくれないようです。ほぼほぼ、本番が初見だった北プロ。いずれ、牛久でマジでプラして大会に臨んでもらいたいものです。

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ノリーズ製品のアピールはツガル選手から!しゃ、しゃべりが毎回上達しているし。

とまぁ、僕みたいなウルトラスーパーサンデーアングラーから、プロ、凄腕、レジェンド、釣りバカ大将まで、いろんな人たちが入り乱れての大会となっているH-1グランプリ。プロアマ入り乱れてのオープン大会ならではのこの楽しさこそがこの大会の醍醐味のひとつであります。大会運営の鈴木美津男さん、楽しい演出や整理をしてくれるスタッフの皆さんには本当にマジ感謝です。人生の大切な一ページにこりゃなちゃっていますよ。

そして、各フィールドではローカルたちが駐車場の整理などをしているのもH1ならでは。

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さらに、H1のタイミングでたまやの桟橋が夜から準備できるほどに明るくなったのは選手としても参加している、JOサクマさんのおかげでした。

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たまや事務所前もLEDでマジ明るく!
・・・これ、今後のたまやもより利用しやすくなっちゃうね。

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大会が楽しくできたのもこんな一助もあったからでした。サクマさんありがとう~!

(桟橋風景写真はFacebookより拝借)

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来年も参加できるといいなぁ

ここまで、長々とお付き合いいただきありがとうございました。でもでも、人の釣れっぷりをブログに書いている場合じゃねーな。釣らないとな。




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