去る2017年2月17日の帰宅時。珍しく、衝動的に読みたくなった本があり、amazonではなく実店舗にて久しぶりに本を買いました。
なぜに「衝動買い」してしまったかと言うと、昼間に見たヤフートピックスのコチラの記事にやられてしまったから。ヤフーの影響力はスゴイ。
記事のスクリーンショットより。ヤフートピックスからこちらに飛んだら帰りに奇しくも赤坂・TBSテレビ近くの本屋さんにて本を買ってしまう自分がいました。
「1989年がターニングポイントだった」テレビに蔓延する“自粛ブーム”のはじまり
週が明けた2月17日にヤフートピックスに掲載されたこちらの記事。釣り好き少年だった一方、ご多分に漏れず「テレビっ子」でした。そして、1989年という年は日本のテレビギョウーカイにおいても分岐点だったそう。
blogosにも連載をしているライターの『てれびのスキマ』こと戸部田誠さんは、年齢もほぼ同じの同年代。いわゆるドンピシャってやつです。この記事が出た、2月17日に双葉社から「1989年のテレビっ子」をリリースしたのです。サブタイトルも長い・・・「たけし、さんま、タモリ、加トケン、紳助、とんねるず、ウンナン、ダウンタウン、その他多くの芸人とテレビマン、そして11歳の僕の青春記」です。
最近の1990年代生まれの新入社員君たち自体はご存知ないでしょうが、1989年当時のテレビは、インターネットもない時代、何気ない日常の娯楽で王様でした。情報のほぼ全てがテレビ(もしくは新聞、ラジオ、雑誌)でした。次の日の学校の話題と言えば「あの番組見た?」でしたから・・・今はもうない風景のひとつでしょう。
ひとつ自分として悔やまれることがあります。70年代後半から80年代を象徴するお化け番組として、テレビ史に燦然と輝く土曜8時の番組と言えば「8時だヨ!全員集合」当時、番組は公開生放送を行っていたのですがその公開放送観覧に当選した、同級生のヨシダくんに「一緒に行こうよ」と誘われたのですが、その週末は田舎のおばあちゃんの家に行くことになっていたのでやむなく断ったのです。今思えば・・・「行っておけばよかった!」という後悔の念しかありませんよね。オープニングの「おいっス!」やりたかったぁ~~。そして、「俺、生で観てんだよね」と自慢したかったぁ~~。
18歳から上くらいになると遊びが楽しくて一瞬、テレビ視聴から離れる時代があります。やはり、小学校高学年くらいから高校生くらいにハマッたテレビ番組というのはその人の人生、生き方にも影響を与えるほどのインパクトがあるものです。(ちょっと大げさ?)「1989年のテレビっ子」では、80年代のテレビ番組(バラエティ番組)の絶頂期がまとめられていて当時のテレビっ子たちが読んだらあの時代の興奮がよみがえる書物となっていました。
「THE MANZAI」「8時だヨ!全員集合」「ひょうきん族」「欽ドン!」「元気が出るテレビ」「みなさんのおかげです」「ねるとん紅鯨団」「やるならやらねば」「夢で逢えたら」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」etc.
夢中になった、テレビ番組ありませんか?世代的に「THA MANZAI」の記憶はちょっとありません。(若かりし両親がゲラゲラ笑っていた記憶があるくらい)それ以降、「8時だヨ!全員集合」「ひょうきん族」の土8戦争・・・「元気が出るテレビ!」に夢中だった自分が「ごっつええ感じ」にチャンネルを替えていったこと、「とんねるずのみなさんのおかげす」は当時コロコロコミックで特集もされていたのを憶えています。
「1989年のテレビっ子」では、タレントたちの人気の移り変わりの歴史が、ちょっと残酷なまでにも網羅されています。欽ちゃん、紳助竜介、B&B、ぼんちの漫才ブームからタモリさん、たけしさん、さんまさんのBIG3から、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、といったトップをとった人たち。時折出てくる、高田文夫センセーや、名物プロデューサーやディレクターなんかが出てくると当時の最前線だった「ギョーカイ」を垣間見れているようで楽しい。いまだに、この1989年近辺を生き抜いた人たちが看板をはっている状況の2016年のテレビ事情。BIG3を超える20~30代のとんでもないバケモン級のタレントは果たして今後、出てくるのだろうか・・・
こちら、あくまでもテレビがメインなのだが、時折ラジオ番組(オールナイトニッポンとか!)についても書かれているので、ラジオファンとしても嬉しい限り。なお、斜陽化が叫ばれ続けているラジオですが、まだまだ元気に(?)やっていますよ。ラジコが出来てストリーミングでパソコンやスマホからも聴けるからかつてのラジオファンだったあなた!ちょっと戻ってきてみては?
なおこちらの本。大ボリュームの400ページ。1700円ということなのですが、あっと言う間に読み切ってしまいました。(電車で乗り過ごしそうになる始末)執筆にあたっては、テレビ・ラジオでの発言、雑誌・新聞でのインタビューを丁寧にひろいあげ構成するスタイルをとっている。資料が膨大なので付箋の嵐だったのではないだろうか・・・次作は、是非、スターたち当人への直接取材でテレビ史をまとめあげてもらいたいものです。
なぜに「衝動買い」してしまったかと言うと、昼間に見たヤフートピックスのコチラの記事にやられてしまったから。ヤフーの影響力はスゴイ。
記事のスクリーンショットより。ヤフートピックスからこちらに飛んだら帰りに奇しくも赤坂・TBSテレビ近くの本屋さんにて本を買ってしまう自分がいました。
「1989年がターニングポイントだった」テレビに蔓延する“自粛ブーム”のはじまり
週が明けた2月17日にヤフートピックスに掲載されたこちらの記事。釣り好き少年だった一方、ご多分に漏れず「テレビっ子」でした。そして、1989年という年は日本のテレビギョウーカイにおいても分岐点だったそう。
「1989年」は、『オレたちひょうきん族』が終わり、『ガキの使いやあらへんで!!』が始まった、そして『ザ・ベストテン』が裏番組の『とんねるずのみなさんのおかげです』に追い落とされた、そんな年。元号が「昭和」から「平成」に変わったのと同時に、テレビの世界も大転換を迎え、文字どおり「平成バラエティ」が産声を上げた年です。
blogosにも連載をしているライターの『てれびのスキマ』こと戸部田誠さんは、年齢もほぼ同じの同年代。いわゆるドンピシャってやつです。この記事が出た、2月17日に双葉社から「1989年のテレビっ子」をリリースしたのです。サブタイトルも長い・・・「たけし、さんま、タモリ、加トケン、紳助、とんねるず、ウンナン、ダウンタウン、その他多くの芸人とテレビマン、そして11歳の僕の青春記」です。
最近の1990年代生まれの新入社員君たち自体はご存知ないでしょうが、1989年当時のテレビは、インターネットもない時代、何気ない日常の娯楽で王様でした。情報のほぼ全てがテレビ(もしくは新聞、ラジオ、雑誌)でした。次の日の学校の話題と言えば「あの番組見た?」でしたから・・・今はもうない風景のひとつでしょう。
ひとつ自分として悔やまれることがあります。70年代後半から80年代を象徴するお化け番組として、テレビ史に燦然と輝く土曜8時の番組と言えば「8時だヨ!全員集合」当時、番組は公開生放送を行っていたのですがその公開放送観覧に当選した、同級生のヨシダくんに「一緒に行こうよ」と誘われたのですが、その週末は田舎のおばあちゃんの家に行くことになっていたのでやむなく断ったのです。今思えば・・・「行っておけばよかった!」という後悔の念しかありませんよね。オープニングの「おいっス!」やりたかったぁ~~。そして、「俺、生で観てんだよね」と自慢したかったぁ~~。
18歳から上くらいになると遊びが楽しくて一瞬、テレビ視聴から離れる時代があります。やはり、小学校高学年くらいから高校生くらいにハマッたテレビ番組というのはその人の人生、生き方にも影響を与えるほどのインパクトがあるものです。(ちょっと大げさ?)「1989年のテレビっ子」では、80年代のテレビ番組(バラエティ番組)の絶頂期がまとめられていて当時のテレビっ子たちが読んだらあの時代の興奮がよみがえる書物となっていました。
「THE MANZAI」「8時だヨ!全員集合」「ひょうきん族」「欽ドン!」「元気が出るテレビ」「みなさんのおかげです」「ねるとん紅鯨団」「やるならやらねば」「夢で逢えたら」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」etc.
夢中になった、テレビ番組ありませんか?世代的に「THA MANZAI」の記憶はちょっとありません。(若かりし両親がゲラゲラ笑っていた記憶があるくらい)それ以降、「8時だヨ!全員集合」「ひょうきん族」の土8戦争・・・「元気が出るテレビ!」に夢中だった自分が「ごっつええ感じ」にチャンネルを替えていったこと、「とんねるずのみなさんのおかげす」は当時コロコロコミックで特集もされていたのを憶えています。
「1989年のテレビっ子」では、タレントたちの人気の移り変わりの歴史が、ちょっと残酷なまでにも網羅されています。欽ちゃん、紳助竜介、B&B、ぼんちの漫才ブームからタモリさん、たけしさん、さんまさんのBIG3から、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、といったトップをとった人たち。時折出てくる、高田文夫センセーや、名物プロデューサーやディレクターなんかが出てくると当時の最前線だった「ギョーカイ」を垣間見れているようで楽しい。いまだに、この1989年近辺を生き抜いた人たちが看板をはっている状況の2016年のテレビ事情。BIG3を超える20~30代のとんでもないバケモン級のタレントは果たして今後、出てくるのだろうか・・・
こちら、あくまでもテレビがメインなのだが、時折ラジオ番組(オールナイトニッポンとか!)についても書かれているので、ラジオファンとしても嬉しい限り。なお、斜陽化が叫ばれ続けているラジオですが、まだまだ元気に(?)やっていますよ。ラジコが出来てストリーミングでパソコンやスマホからも聴けるからかつてのラジオファンだったあなた!ちょっと戻ってきてみては?
なおこちらの本。大ボリュームの400ページ。1700円ということなのですが、あっと言う間に読み切ってしまいました。(電車で乗り過ごしそうになる始末)執筆にあたっては、テレビ・ラジオでの発言、雑誌・新聞でのインタビューを丁寧にひろいあげ構成するスタイルをとっている。資料が膨大なので付箋の嵐だったのではないだろうか・・・次作は、是非、スターたち当人への直接取材でテレビ史をまとめあげてもらいたいものです。
あ、釣りについて書いてなかったですね。そうそう、初めてブラックバスを釣ったのは1988年・夏の山中湖でした。チューブワームのジグヘッドリグで釣り上げました。土砂降りの雨の中で釣りを続けたため、その夜は発熱。旅先で嬉しさと苦しさを感じたのを憶えています。釣りバカっ子でありテレビっ子でした。
<追記>
そして、2000年代に社会人になった僕ですが、実はテレビマンになる可能性もあったんです。(いろいろあって辞退)もしなって、続いていたら今どんな番組を作っていたのかな…むむむ。
<追記>
そして、2000年代に社会人になった僕ですが、実はテレビマンになる可能性もあったんです。(いろいろあって辞退)もしなって、続いていたら今どんな番組を作っていたのかな…むむむ。
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