タロットカードで重要な意味を持つカードのひとつが「吊られた男」~またの名を「吊るし人」。先日、亀山湖で「吊るし」に熱中するあまり我を忘れてしまう自分がいました。

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虫パターンでのテクニックのひとつ。岸際などの植物に糸をからませて、一点にてシェイクを行い「虫」を演出するのが通称「吊るし」。トーナメントでもウィニングパターンになりうる虫が飛び始めるシーズンに入ると威力を発揮するテクニック。

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一般的にはこんな感じのところでやる感じかな?美味しそうですね。フフフ。

今まで、そんなことはやったことがないけど、これがまた捕食シーンが見えちゃうし、サカナの反応が直接的に視覚的に手にすることができるのでハマッちゃうんです。H-1グランプリ2016亀山戦でも、試合中に実践。大きなバイトも得たりしたのですがミスを連発。この釣りは本当にフッキングが難しい。吊るしの得意な人がいたら、このフッキング難の克服方法を教えてほしい。

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今回、この「吊るし」でビッグフィッシュ賞をゲットしたのが牛久沼たまやメンバーの中川さん。つばきもとボート横の白鳥島にて大型のバイトを引き出すことに成功。2キロアップを試合で持ち込みました。

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稲ケ崎キャンプ場がすぐ上に位置する、シャローフラット隣接の白鳥島。春はバスが岸に寄るようです。地上ではアングラーたちを横目に、楽しそうなキャンプを皆さんやっております。

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H-1のウェイインから、ボート屋さんに帰る道すがら、ビッグフィッシュを釣り上げた場所と釣り方を聞きました。場所はこんなところで、ボートポジションもこれくらい。明らかに大きなビッグバスが時折、この木の横に浮く瞬間があったそうで、そのサカナに照準を合わせたそうです。距離感は牛久沼そのままではないか!

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釣り上げたのはコチラ。3本ある大きな木のすぐ下。

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ちょっとシェードが形成されているドシャローにてバイトを得たそうです。釣り方は「吊るし」。岸際の植物にラインをひっかけてやる例のテクニックです。ルアーは虫ルアーだったのか・・・いや、いわゆる虫ルアーでは反応を得られずだったのでセレクトしたのが~~

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ノリーズ・メタルワサビ―3グラムでの「吊るし」だったそうです。しかも、手元にあったのはコレ一個。虫ルアーで出ないので、ふと思いついたインスピレーションで選んだルアーだそう。この小さなルアーがこの季節でも通用することがあることに驚き。そしてメタルの吊るし釣り・・・知ってはいるけどなかなか手が出せるテクニックじゃないです。何しろ、通常の虫ルアーと違いメタルワサビ―は浮かないんです。浮かないことによる、通常ではありえないクイックな動きに反応してしまうのかもしれません。

このルアーで、シェイクをしているとコバスたちが寄ってくるのをかわしながら、デカバスのバイトを引き出すことに成功したとのこと。時間は8:30だったというから早い時間でのビッグフィッシュ獲得だ。この釣り方、実は一部アングラーの中では結構「秘密」「シークレット」??っていうのかで知られているコトらしいです。

虫の釣りに開眼しつつあるだけに次の亀山では試してみようかな・・・いや、牛久ではどうなの!?(笑)



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