声優の大塚周夫さんがお亡くなりになりました。
 アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男や『美味しんぼ』の海原雄山の声で知られる、声優で俳優の大塚周夫さんが15日、虚血性心不全のため死去したことがわかった。85歳だった。所属事務所の青二プロダクションの公式サイトで発表された。大塚さんは東京都出身。『ONE PIECE』のゴールド・ロジャーや『忍たま乱太郎』の山田伝蔵のほか、吹き替えでは米俳優のチャールズ・ブロンソンを担当していた。息子の大塚明夫も声優で、ゲーム『メタルギアソリッド』シリーズなどで活躍している。 
ディープなアニメファンではありませんが、海原雄山の深みのある声が強く記憶の中に残っています。90年前後、アニメ放映時は子供ながらに毎週、見ていたものです。息子さんの大塚明夫さんも、アニメはもちろん、様々なTV番組のナレーションなどで耳にすることが多いですよね。親子そろっての「良声」。すばらしいです。
合掌。

海原雄山・・・ということで思い出したのが、家路につく際、いつも目にする「美味しんぼ」の絵がありました。
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浅草の蕎麦の名店「十和田」。
こちらの名物が・・・
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岩手県遠野の伝統野菜、暮坪かぶを使った「暮坪そば」です。
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この暮坪そば。かの海原雄山を唸らせた「究極の薬味」なんですね。

<あらすじ>
新蕎麦を昼食に出した、美食倶楽部の若手料理人・良三。しかし、薬味に特に考えずにワサビを添えていたところ「新蕎麦の風味を損なう!」・・・と、雄山の逆鱗に触れる良三。このままではクビになる良三は、山岡士郎と共に究極の薬味探訪に向かう。再チャレンジの機会を得た良三。見つけてきた、暮坪かぶを雄山は絶賛。美食倶楽部の定番メニューとなるのであった。

(確か、こんな内容です。記憶で書きました。実家には蔵書があったので何回も読みました。スピリッツを最近は購読しなくなっちゃったから、歴史的な親子の和解があったことなどその辺は詳しくない・・・)



こちらが掲載されている32巻。1991年の作品です。今からもう、24年前!にもかかわらず未だに店頭で紹介され続ける「美味しんぼ」ブランド。遠野のカブの販売サイトでも、究極の薬味として美味しんぼをウリにしています。時おり物議を醸しだすことも多い、モノ言う?漫画です。

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ちなみに、訪れたのは、六区方面「すしや通り」にある支店です。こちらの方がより地元民には近いかな?
こちらはの「暮坪そば」は950円。先ほどの本店は1000円でした。雷門に近い本店の方がちょい高いのは観光地としてのこのちょっとした距離からなのか。
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新春浅草歌舞伎でも大活躍。尾上松也さんもおススメみたいですね。松也さんは「鴨せいろ」がお好きみたい。
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サンプルが充実しているのも、合羽橋が近い浅草だからなのか。こちらのサインは、浅草が生んだ大スターの一人、東MAXさんですね。東MAXさんも鴨せいろをおススメしています。コレは・・・鴨せいろもいかなくては!
暮坪そば
「暮坪そば」いただきました!
もっと辛いのかな?と思ったけどそうでもない。とても上品な薬味だと思います。大根より水っぽさはなくその独特の味わいが何とも言えません。十和田の蕎麦は手打ちということもあって蕎麦の香りもしっかりと漂います。
おそばは量が少ないので、別途、名物の天ぷらを頼みました。名店のおそばの盛りは大体がお上品ですよね。メガ盛りはありません。
暮坪そば薬味
海原雄山も絶賛の薬味。ブリやマグロの刺身にもその辛味が合うみたいですね。
見た目は、大根おろしとかわりませんが、目の細かいおろし金でおろしているようです。

海原雄山こと、大塚周夫さんがいたからこそ足を向けさせてくれた暮坪そば。お店の前を通り過ぎるたびに、大塚さんの声が今も甦ります。

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