原点の釣り
あなたにとっての原点の釣りって何でしょうか?当方、東京都内の育ちのモヤシッ子なのですが、原点の釣りと言うと・・・
フナ釣り(小物釣り)
なのです。23区内育ちなのですが、水曜や土曜は午前中で学校が終わりだったので、ノベ竿と小さい袖バリとカラシウキ・玉ウキでもって、クチボソやコブナ、コイっ子とかを釣って遊んでいましたね。エサは、ご飯粒とか使っていたような気がします。オサカナキラーとか、四手網で小魚を獲って飼ったりもしていました。昭和生まれだと、都内でもまだまだこうした遊び方があったものです。なお、ブラックバスはを釣ったのは同時期だったけどホームリバーであった多摩川では当時は幻のサカナでしたネ。…永遠なのか本当か時の流れは続くのか…もう四半世紀も前の話デス。
2016年11月20日(日)晩秋の牛久沼。稲荷川河口にて・・・
で、現在のホームレイク!牛久沼にて秋恒例のマブナの放流が行われるということで見学に行ってきました。
毎年秋に複数回、牛久沼漁協は龍ヶ崎市と共同してコブナの放流を行っています。昔から話には聞いていたので、一度は見てみたい!と思い行ってきました。バス釣りを牛久沼でする際にも、遊漁料を支払っています。その一部が放流事業に使われいてるのですネ。
(なお、釣りはしない予定だったのでガッツリ寝坊。かろうじて現場に間に合う事態に。釣り欲は睡眠欲に勝る、、、恐ろしい。)
見覚えのあるこの方も。ノリーズの伊藤巧プロが登場!(TBC2016AOY)ノリーズカップのエントリーフィーの一部をこの放流事業に協賛しての放流会となりました。(奥は、現場を仕切るたまやボート社長。いつもお世話になっている『たまオヤ』)
ノリーズと言えば、元をたどればマルキュー。
マルキューHPより拝借
最近は、ワゲットなどフナ釣りなどの小物釣りでも使いやすいエサをたくさんリリースしています。アカムシとか生きミミズとかだと準備大変だけどこういったエサがあると便利ですな。コブナ釣り~しみじみとして楽しいよねぇ。
壮観!こんなに大量のマブナを放流しました。
ノリーズの協賛、龍ヶ崎市による放流会です。パブリックな放流ですヨ。
牛久沼とマブナ
フナは、身近な小物釣りターゲットですが牛久沼近辺においては、そもそもは貴重なタンパク源として珍重されてきた食べ物だったそうです。昔は、海の魚は内陸部においては大変な貴重品かつ高級品だったことからマブナは牛久の人たちによく食されてきました。今でも、その名残でもってお正月に旬のモノとして寒鮒の甘露煮などを食べているそうです。日持ちもするから年末年始のご馳走だったそうですね。僕も、食べたことがありますが滋味あふれる郷土食です。
コブナカワユス
放流したマブナは思ったより小さい本当の『コブナサイズ』でした。ウキ釣りで狙うのはもう少し上のサイズですね。養殖業者さんに話を聞いたら、これは当歳魚。ここから3年位はグッと15センチ位まではグーンと大きくなるらしいのですが、それ以降は成長は鈍るそうです。
マヂか!?
マブナは長寿で30年位は生きるそうで、尺フナともなれば非常に貴重な存在なのだそう。このフナの種類は銀ブナ。知らなかったのですが、すべて「メス」なのだそうです。いわゆる『無性生殖』と呼ばれる繁殖方法をとる種族で、他の種族のフナや魚と繁殖行動を行い種の存続を行っています。簡単に言うとクローン的な繁殖をしていることみたいです。生命は不思議です・・・。←難しくてうまく説明できなくてごめんなさい、、、つまりは皆さんがお釣りのマブナ(ギンブナ)は全部、女の子であるということなのですね。(サカナくんに詳しく聞きたいですね)
大きくなれよ~
伊藤プロも笑顔で!
ノリーズファンの皆さんも多数参加!
この日、たまやからボートを出していたつり人社のジタバタアライ君も放流に参加!サイトB!
つり人社さんというとBasserなのですが、本誌「つり人」ではフナ釣りや小物釣りといった原点的な釣りをしっかりと特集しています。ホソとかボサを狙っての釣りファンもたくさんいるんですよね。コイ釣り雑誌や、小物釣り雑誌も好きなんですよね。
マブナだけじゃなく、ヘラブナの放流も同時に行われました。ヘラブナの方が、低水温に強いのか!?やたらと元気でした。
ヘラの幼魚を初めて触りました。こうして見るとマブナとヘラブナは似ているけど、やはり別種ですね。ブリとヒラマサみたい!?養殖業者さんによると、マブナの方が養殖するのは難しいとのことです。
この日も、牛久沼(稲荷川)にはたくさんのヘラ師の人たち集結し、竿を曲げていました。牛久沼のヘラブナ好調みたいですヨ!(練りエサはおそらくマルキューでしょうネ)
稲荷川にはバス釣りボートは進入禁止。仲良く、すみ分けをして釣って楽しい牛久沼にしたいものです。
牛久沼は素晴らしいアシ原が全域を囲っている日本有数の希少なグッドコンディション・フィールドです。ヘラブナ、コイ、マブナ、そしてバス・・・毎度、釣り人は遊漁料を支払って遊んでいます。そして治水、水利の場所として重要な場所であるのが牛久沼。漁協の人たちや行政による管理なくしては、残念ながら乱獲やフィールドの荒廃が進んでしまうことでしょう。釣り人と魚の現代なりの関係性を放流事業から感じることができました。
これからも楽しく釣りができるフィールドであってくれるように願うばかりです。
そうそう、釣りビトが多数訪れていた稲荷川護岸はキレイでしたよ。何はともあれ、ゴミは持ち帰りたいものです。
あなたにとっての原点の釣りって何でしょうか?当方、東京都内の育ちのモヤシッ子なのですが、原点の釣りと言うと・・・
フナ釣り(小物釣り)
なのです。23区内育ちなのですが、水曜や土曜は午前中で学校が終わりだったので、ノベ竿と小さい袖バリとカラシウキ・玉ウキでもって、クチボソやコブナ、コイっ子とかを釣って遊んでいましたね。エサは、ご飯粒とか使っていたような気がします。オサカナキラーとか、四手網で小魚を獲って飼ったりもしていました。昭和生まれだと、都内でもまだまだこうした遊び方があったものです。なお、ブラックバスはを釣ったのは同時期だったけどホームリバーであった多摩川では当時は幻のサカナでしたネ。…永遠なのか本当か時の流れは続くのか…もう四半世紀も前の話デス。
2016年11月20日(日)晩秋の牛久沼。稲荷川河口にて・・・
で、現在のホームレイク!牛久沼にて秋恒例のマブナの放流が行われるということで見学に行ってきました。
毎年秋に複数回、牛久沼漁協は龍ヶ崎市と共同してコブナの放流を行っています。昔から話には聞いていたので、一度は見てみたい!と思い行ってきました。バス釣りを牛久沼でする際にも、遊漁料を支払っています。その一部が放流事業に使われいてるのですネ。
(なお、釣りはしない予定だったのでガッツリ寝坊。かろうじて現場に間に合う事態に。釣り欲は睡眠欲に勝る、、、恐ろしい。)
見覚えのあるこの方も。ノリーズの伊藤巧プロが登場!(TBC2016AOY)ノリーズカップのエントリーフィーの一部をこの放流事業に協賛しての放流会となりました。(奥は、現場を仕切るたまやボート社長。いつもお世話になっている『たまオヤ』)
伊藤巧@takumi_no_oheyaノリーズ!牛久沼でマブナ放流( ^ω^ ) #マブナ https://t.co/6pRY9dPwN3
2016/11/20 09:35:31
ノリーズと言えば、元をたどればマルキュー。
マルキューHPより拝借
最近は、ワゲットなどフナ釣りなどの小物釣りでも使いやすいエサをたくさんリリースしています。アカムシとか生きミミズとかだと準備大変だけどこういったエサがあると便利ですな。コブナ釣り~しみじみとして楽しいよねぇ。
壮観!こんなに大量のマブナを放流しました。
ノリーズの協賛、龍ヶ崎市による放流会です。パブリックな放流ですヨ。
牛久沼とマブナ
フナは、身近な小物釣りターゲットですが牛久沼近辺においては、そもそもは貴重なタンパク源として珍重されてきた食べ物だったそうです。昔は、海の魚は内陸部においては大変な貴重品かつ高級品だったことからマブナは牛久の人たちによく食されてきました。今でも、その名残でもってお正月に旬のモノとして寒鮒の甘露煮などを食べているそうです。日持ちもするから年末年始のご馳走だったそうですね。僕も、食べたことがありますが滋味あふれる郷土食です。
コブナカワユス
放流したマブナは思ったより小さい本当の『コブナサイズ』でした。ウキ釣りで狙うのはもう少し上のサイズですね。養殖業者さんに話を聞いたら、これは当歳魚。ここから3年位はグッと15センチ位まではグーンと大きくなるらしいのですが、それ以降は成長は鈍るそうです。
マヂか!?
マブナは長寿で30年位は生きるそうで、尺フナともなれば非常に貴重な存在なのだそう。このフナの種類は銀ブナ。知らなかったのですが、すべて「メス」なのだそうです。いわゆる『無性生殖』と呼ばれる繁殖方法をとる種族で、他の種族のフナや魚と繁殖行動を行い種の存続を行っています。簡単に言うとクローン的な繁殖をしていることみたいです。生命は不思議です・・・。←難しくてうまく説明できなくてごめんなさい、、、つまりは皆さんがお釣りのマブナ(ギンブナ)は全部、女の子であるということなのですね。(サカナくんに詳しく聞きたいですね)
大きくなれよ~
伊藤プロも笑顔で!
ノリーズファンの皆さんも多数参加!
この日、たまやからボートを出していたつり人社のジタバタアライ君も放流に参加!サイトB!
つり人社さんというとBasserなのですが、本誌「つり人」ではフナ釣りや小物釣りといった原点的な釣りをしっかりと特集しています。ホソとかボサを狙っての釣りファンもたくさんいるんですよね。コイ釣り雑誌や、小物釣り雑誌も好きなんですよね。
マブナだけじゃなく、ヘラブナの放流も同時に行われました。ヘラブナの方が、低水温に強いのか!?やたらと元気でした。
ヘラの幼魚を初めて触りました。こうして見るとマブナとヘラブナは似ているけど、やはり別種ですね。ブリとヒラマサみたい!?養殖業者さんによると、マブナの方が養殖するのは難しいとのことです。
この日も、牛久沼(稲荷川)にはたくさんのヘラ師の人たち集結し、竿を曲げていました。牛久沼のヘラブナ好調みたいですヨ!(練りエサはおそらくマルキューでしょうネ)
稲荷川にはバス釣りボートは進入禁止。仲良く、すみ分けをして釣って楽しい牛久沼にしたいものです。
牛久沼は素晴らしいアシ原が全域を囲っている日本有数の希少なグッドコンディション・フィールドです。ヘラブナ、コイ、マブナ、そしてバス・・・毎度、釣り人は遊漁料を支払って遊んでいます。そして治水、水利の場所として重要な場所であるのが牛久沼。漁協の人たちや行政による管理なくしては、残念ながら乱獲やフィールドの荒廃が進んでしまうことでしょう。釣り人と魚の現代なりの関係性を放流事業から感じることができました。
これからも楽しく釣りができるフィールドであってくれるように願うばかりです。
そうそう、釣りビトが多数訪れていた稲荷川護岸はキレイでしたよ。何はともあれ、ゴミは持ち帰りたいものです。
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