村田基さんのセミナーを久しぶりに聴いてみました。

とある世代には「ミラクルジム」、地域によっては「潮来釣り具センターのオヤジさん」。僕は、学研から出ていた釣り雑誌「少年釣りトップ」を読んでいたのでイメージは「王様」。休刊した「TACKLE BOX」誌だと「バスボート王」と呼ばれていましたね。 「おいおい、釣りトップを知らないって!?そいつぁモグリだぜ!」って古い人間です。

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キープキャスト・シマノブース。こちらのリールコーナーでのセミナー。セミナーに次ぐセミナー。人気者は多忙です。そして、様々な若手が出てくるギョーカイにて未だにトップクラスの集客力をもつミラクルジムに脱帽。

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キープキャストはプロとの距離が近いですっ!

営業マンとして見習いたいプレゼン力。説得力。よどみないシャベリ。それでいながら硬軟おりまぜます。そして、「アルデバラン、パワーフィッシングが好きな僕は使いませんが~~」と真っ正直にお話をします。

王様は、「ベイトリールはハイギヤ!」とのこと。やはり、ハイギヤで巻くと感度=変化を感じ取るチカラが段違いだと。村田さんは80年代後半からハイギヤのススメを言い続けてきたとのこと。

「ブルブルブル・・・フッ」「ブルブルブル・・・モワッ」

この変化がハイギヤだとわかりやすいのだそうです。←ココ。ローギヤ派やリズムを大事にする人たちとは論がぶつかるところですね。それもまたバス釣りの楽しいところです。

チェックしていなかったのですが、カルカッタコンクエストの100番と200番でHGが採用されたとのこと。ハイギヤですね。 王様は「俺はXGを作れよ~~って言ったんだけどね。」と言っていました。

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・・・メーカー希望52,000円というのが難点ですが。ハイギヤなだけじゃなくお値段もハイです。

もしかしたら、いずれカルカッタからもXGモデルが出るかもしれません。なにせ、ダイワの新ジリオンのスーパーハイギヤモデルをこの2月の時点で購入した友人が少なくとも2名・・・。時代は更にハイギヤに加速するのでしょうか。カルカッタの「6.8」ですらもうハイギヤとは思えない時代です。

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王様のお話で面白かったネタが更にもう一つ。
リールの「右巻き」「左巻き」問題です。基本、ベイトリールが出るのは「右巻き」モデルからなのは、やはり「右投げの右巻き」が大多数だからだそうです。ただ王様曰く、地域・国でその差はあるらしく・・・その比率は

「関東は右投げの左巻きは2割」
「関西は4割ほどが左巻き」
「韓国と中国は6割以上が左巻き」


なんだそう!意外と知られていない事実。中国で空前の釣りブームが起きたら、左巻きから発売なんてことが起こるのかもしれませんね。

ただしこちらの映像で王様は「右ハンドルを使え」とおっしゃってます。実は納得の論理なのですが・・・


僕は10年以上「右投げの左巻き」なんですよね。ディープクランクとか巻くときは右巻きもしますが・・・これ自分への革命として右巻き変更もありかな~~なんてたまに考えたりもします。


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ノリーズブースはありませんでしたが、田辺哲男プロがシマノブースにも登場。一緒に登壇はしていませんでしたが「のりちゃ~~ん」とレジェンドお2人が急接近しておりました。(写真撮りまくられていた)


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シマノブースはこういったアタリや巻き心地をバーチャル「体感」できる機器を使ったプロモーションも大々的に行っています。これもなかなか楽しめました。


横浜で触りまくったダイワのジリオン。こちらはすでに店頭に並んでいる模様。春バスくんたちを捕獲するための強力な武器にしようと購入者多数。さて、このハイギヤ戦争は今後どうなるのか。キニナル話題であります。



 

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