カニの季節到来ですね。

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とは言いつつ、ここ数年はタラバガニやズワイガニは値段が高騰。ちょっと前まで食べ放題がたくさんありましたが、昨今はなかなか手が出しずらい食材となりましたね。でも年末、人が集まる時と言ったら何といってもカニです。そして、中華料理好きの人にとっては10月から年末にかけて「上海蟹」が美味しい季節なんだそうです。

噂に聞いた、渋谷初台にある中華料理屋さんだと1杯、4千円位で上海蟹は供されているようです。一般的サラリーマンにはちょいとお高い食材であることがわかります。食べたことがないのですが、脚肉ではなくてカニミソを楽しむようですね。カニミソ美味いですよねぇ~~磯丸水産の名物ですネ。

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カニの季節。茨城県牛久沼にもカニは生息しています。たまやのオヤジさんがネタにどうだい?と見せてくれたのが・・・

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どーん

ナイスサイズ!な牛久沼産の

蟹!カニ!


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品種は「モクズガニ」。日本の在来種で、上海蟹とは同属なのだそうです。ハサミに生えている毛が野生を感じさせてくれます。このハサミの毛が「藻屑」に見えるので『モクズガニ』なのだそうですヨ。

田舎に住んでいた人は、おじいちゃんが採ってきたカニを食べていた…なんていう人もいるようですね。たまやのオヤジさんは、すりつぶして味噌汁に入れると濃厚な旨みが出て絶品なのだそうです。

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淡水に住まうカニですが、産卵は海で行うとのこと。遥か下流の海から、かなりの内陸である牛久沼まで数々の水門を乗り越えやってきたことを思うと、毎回、生き物たちのエネルギーには驚かされます。コツコツと移動するんでしょうね。

で、バスアングラーなら考えるのがコレ。課題です。

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【カニパターンはあるのか?】

悪食でなんでも口にしちゃうバスのこと。食べごろなカニがいたらきっとエサになっていることでしょう・・・が、パターンが成立するほどカニが生息しているフィールドがあるのかがまずはギモンです。同じお仲間の甲殻類だと、ヌマエビやテナガエビ、アメリカザリガニは大量に生息しているのは確認していますが~~モクズガニはどうなのでしょうかネ。

バスを中心に考えてしまってはアレですが、海釣りに視点を移せばカニはメインベイトとして成立しています。チヌのヘチ釣りなんかまさにそうだし、磯釣りの王者・イシダイでもカニはエサとして成立しています。チヌやイシダイはカニをバキバキに割って食らいつきますからね。海は広いわけです。

そして・・・カニルアーもかなりリリースしている!



BTCルアーズというメーカーから出ているC.W.クラブというルアー。バスというより、海のフィッシュイーターたちがターゲットみたいです。コアなお店なら置いてあるかも。


マルキュー公式HPより

なんと僕らのマルキューさんも生分解素材を使ったカニワームをリリースしているではないですか。いやカタログ的には「生分解くわせエサ」だから、ルアー釣り的にはギリギリなのかも。

そして世界のバークレイからもピーラークラブなるワームがガルプシリーズから発売されています。



バークレー ガルプ! ソルトウォーター ピーラークラブ ナチュラル 1インチ 1115916

確かにコレ、釣具屋さんで見たことありますね。メインターゲットは、チヌや根魚といったターゲット。かなりの勢いでスルーしちゃいましたけど、隠れた名作としていわゆる「シークレット」にしているアングラーがいる…かもしれませんね!

ザリガニパターン、テナガエビパターン、ワカサギパターン、マブナパターン~~来季はこれに『カニパターン』が加わる衝撃がバスフィッシングシーンにあるかもしれないと思ったオフシーズン入りまえの11月なのでした。


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