「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載が終了。

最終巻を買おうかな・・・と思い大手各書店を回ったのですがどこも(三省堂書店、新星堂、蔦屋書店などに行ったけど)~~
 
200巻は完売しました!


のポップが各書店に踊っていました。入荷日は未定ですという追記とともに。40年の歴史は全ての世代に響いているようで、最終話掲載の少年ジャンプも、200巻の単行本も2016年9月第3週時点ではどこも売り切れていました。まさに社会現象・・・続けることって大切ですね。

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しょうがないので、特別号がセブンイレブンで売っていたので購入してしまいました。

なお、9月23日まで!とのことですが、amazonプライムにてkindle配信で一部の「こち亀」が無料配信されていました。気づいたので一気にダウンロードしちゃいました。※この記事のUPが締め切りの9月23日!間に合うかな!?




40年・・・そんな「こち亀」はその時代を象徴するカルチャーを取り扱ってきた「文化遺産的漫画」でもありましたよね。秋本先生の趣味的要素も反映していて「テレビゲーム」「パソコン」「ラジコン」「クルマ」「モデルガン」「プラモデル」「鉄道」「下町」等々、男の子たちが心揺さぶられるホビー・風俗を紹介してきてくれました。その時代に流行したモノ・コトを敏感に取り上げてきた「こち亀」ですが、「バス釣り」についても両さんが一時期ハマってくれていてくれました!

バス釣りがフィーチャーされたのは第105巻に掲載されている『超リアル釣りゲーム‼の巻』


こちら葛飾区亀有公園前派出所 (第105巻) (ジャンプ・コミックス)

バスアングラーなら震えるしかないセリフを僕らの両さんが発してくれています。一部、ご紹介しますと・・・


「ドラグをゆるめて糸を出すんだ!このままじゃ切れるぞ」

「天候水質深度によって適切なルアーを使わないとバスは釣れん。それぞれのルアーに特徴があるからな」

「フッキングのタイミングが悪かった逃げられてしまったか」


・・・といったセリフが両さんの口から発せられているのです。

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嬉しいじゃないですか。数百万部発行のメジャー少年誌でこういったマニアックな内容にGOサインを出す編集部にも感服するし、専門用語をしっかりと取材している秋本先生チームにも感服せざるを得ませんね。読者に寄り添いつつも「時代についてこいよ」というこのスタンスも素晴らしい。

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ピンポイントで105巻だけ買ってしまった…最終巻は買えなかったのに。実家には「こち亀」は確か50巻位はあったはず。久々の購入に涙。中学生時代にジャンプは卒業しちゃったんですよねぇ。

<あらすじ>
釣れると振動する「バスマスターズ」なる携帯ゲーム機に興じていた両さん。釣り好きの大原部長もその面白さに夢中になってしまうゲームで派出所の中は大盛り上がりだ。そんな両さんだが、釣りゲームをアレンジした、女の子を釣り上げるゲームにもハマっていきやがて・・・


調べてみると漫画の中で取り上げられる「バスマスターズ」なるリアルゲーム機はまだ買うことができるみたいです!タカラトミーから出ているんですね。下町出身の両さんだから応援していたのかな。(記憶が曖昧だが、遊んだ覚えがあるんだよなぁ)


グランダー武蔵 第6巻―スーパーフィッシング (てんとう虫コミックス)

1997年当時。空前のバスブームでしたね。「グランダー武蔵」が連載されていてアニメ化さらたのも97年。僕も学生時分、そのバスブームにのかってしまったクチです。(初バスは小学校の時だったので、ポッと出のクチではないのですけどね)

今昔~~河口湖で行われた岸釣り大会はオマツリ必至の1メートルごとに人がならぶイモ洗い状態でのバス釣りが行われていました。糸井重里さんがチャプターに参戦、Basserにて連載も。ユニコーンを解散してソロ活動をしていた奥田民生さんがバス釣りにハマっていたのもこのころ。サンスイ渋谷店にて大人買いをしている奥田さんを目撃して羨望の眼差しを送っていたのは良い思い出です。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の「チキチキ!芸能人釣り選手権」という名物企画が4回目を迎えていたバス釣りブーム全盛期でしたネ。

そんなバス釣りにもほんのちょっぴりだけどハマってくれた両さんに(バーチャルだけど)・・・40年間「ありがとう」と言いたい2016年初秋なのでした。


亀有駅は9月末まで「こち亀」ジャックされているみたいですね。たくさんのブロガーさんやネットニュースが取り上げていました。行ってみようかな。

亀有駅の「こち亀最終巻ジャック」が本気すぎて目頭熱くなる : たのっちのぶろぐ
人が多いので早朝に行くのがいいみたいですね。



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