2015年・今シーズンは、一竿堂の大会や先日のバサーオールスタークラッシクなど利根川にはよく行きました。悠久の大河『坂東太郎』利根川。何千年、何万年とこの地で流れ続けてきたことなのだろうか・・・と思いを馳せていたのですが…実は日本一のこの川…
昔は東京湾に注いでいたんですね!

出典:国土交通省HP
かつては、東京湾に流れ込んでいた利根川。あの徳川家康の命令で1954年から60年!かけて銚子へと流れを替える工事を行ったのですね。その名も「利根川東遷事業」。まさに天下百年の計。全てが人力の時代、一体、何人の人たちがかかわったのでしょうか。想像を絶する時間と人手を要したことでしょう。

出典:利根川下流河川事務所より
かつての関東は、こんなに水にあふれた地形をしていたとは。(学校で習ったのかな?東京都にいたので、おそらく習ったはずなのですが。)徳川家康による治水事業がなければ広大な湿地帯だったということです。バサーオールスタークラッシクが行われた香取市は「香取海」とその昔は呼ばれていたのです。霞ヶ浦、牛久沼、印旛沼、手賀沼はこの時代の名残なわけですね。そこで、ワタシたちは遊んで釣りしているわけ。
治水事業が終わり、陸地となった場所は肥沃な穀倉地帯となった、と。つまりは、江戸の食料は治水によってまかなわれたとも言えるわけです。江戸、東京が栄えたのも利根川治水事業が数百年単位で続いた賜物なのですね。
こうして手に入れた、肥沃な大地ですが大雨のたびに人が住む場所(かつては水があったところ)は、洪水に襲われることになったという事。今年は、残念なことに鬼怒川の堤防が決壊。氾濫をしてしまいました。
氾濫が多発していた利根川。明治期から昭和初期まで、幾度となく治水工事が行われていたことを知りました。釣りビトたちなら知っている「水門」「排水機場」「河口堰」「水中堤防」「スーパー堤防」etc.~~これらの整備は国家事業として現代まで続いていたのですね。
いや、なぜこんなことを書いているかと言うとバサーオールスタークラッシクの会場となった「水の郷さわら」に利根川河川整備に使用された様々な、河川補修用の建機の展示があったからなのです。

さわりたくなるなぁ。「さわらの大祭」で使われている鯉のオブジェ。山車が出るらしい。スーパービッグフィッシュ。カープファンは拝んでおいてほしい。

お土産コーナーの奥。トイレのそのまた奥に・・・

明治昭和期に使われた
「利根川改修で使用した工作機械」
の展示があります。ちっちゃく「見学できます→」だった。もちろん無料。

明治30年からの改修の歴史。河川との戦いは今も続いているわけです。

釣り大会の会場は行列ができる混雑模様でしたが、こちらは誰もいませんでした。

油のにおいがムワンと漂ってきますね。(実際は、油の臭いはありません)


パワーありそう。


職人さんがたくさん関わっていたかと思うと熱くなります。

たくさんの砂利を運んだことでしょう。昔は、よく川に砂利アナがあったみたいですね。

黒一色のこのデザインが工業製品としての実用本位性が感じられます。

こちらはエアハンマー。

細かい仕事をしています。

出典:水の郷さわらHPより
フードコートとは逆サイド。防災教育展示のさらに奥にあります。ダムとか、堤防とかが好きな人にはたまらない場所だと思います。

利根川を囲む巨大堤防。バス釣りを楽しんでいるこの場所も長い時間と人手をかけてできた場所なのか…いつもの釣りがこれで変わる!かもしれません。
昔は東京湾に注いでいたんですね!

出典:国土交通省HP
"江戸時代以前の利根川は、現在の東京湾に注いでいましたが、たび重なる洪水から江戸を守るため、徳川家康によって流れを東に替え大平洋に注ぐようにする大治水工事を行いました。これを「利根川の東遷」と言います。"
かつては、東京湾に流れ込んでいた利根川。あの徳川家康の命令で1954年から60年!かけて銚子へと流れを替える工事を行ったのですね。その名も「利根川東遷事業」。まさに天下百年の計。全てが人力の時代、一体、何人の人たちがかかわったのでしょうか。想像を絶する時間と人手を要したことでしょう。

出典:利根川下流河川事務所より
かつての関東は、こんなに水にあふれた地形をしていたとは。(学校で習ったのかな?東京都にいたので、おそらく習ったはずなのですが。)徳川家康による治水事業がなければ広大な湿地帯だったということです。バサーオールスタークラッシクが行われた香取市は「香取海」とその昔は呼ばれていたのです。霞ヶ浦、牛久沼、印旛沼、手賀沼はこの時代の名残なわけですね。そこで、ワタシたちは遊んで釣りしているわけ。
治水事業が終わり、陸地となった場所は肥沃な穀倉地帯となった、と。つまりは、江戸の食料は治水によってまかなわれたとも言えるわけです。江戸、東京が栄えたのも利根川治水事業が数百年単位で続いた賜物なのですね。
こうして手に入れた、肥沃な大地ですが大雨のたびに人が住む場所(かつては水があったところ)は、洪水に襲われることになったという事。今年は、残念なことに鬼怒川の堤防が決壊。氾濫をしてしまいました。
氾濫が多発していた利根川。明治期から昭和初期まで、幾度となく治水工事が行われていたことを知りました。釣りビトたちなら知っている「水門」「排水機場」「河口堰」「水中堤防」「スーパー堤防」etc.~~これらの整備は国家事業として現代まで続いていたのですね。
いや、なぜこんなことを書いているかと言うとバサーオールスタークラッシクの会場となった「水の郷さわら」に利根川河川整備に使用された様々な、河川補修用の建機の展示があったからなのです。

さわりたくなるなぁ。「さわらの大祭」で使われている鯉のオブジェ。山車が出るらしい。スーパービッグフィッシュ。カープファンは拝んでおいてほしい。

お土産コーナーの奥。トイレのそのまた奥に・・・

明治昭和期に使われた
「利根川改修で使用した工作機械」
の展示があります。ちっちゃく「見学できます→」だった。もちろん無料。

明治30年からの改修の歴史。河川との戦いは今も続いているわけです。

釣り大会の会場は行列ができる混雑模様でしたが、こちらは誰もいませんでした。

油のにおいがムワンと漂ってきますね。(実際は、油の臭いはありません)


パワーありそう。


職人さんがたくさん関わっていたかと思うと熱くなります。

たくさんの砂利を運んだことでしょう。昔は、よく川に砂利アナがあったみたいですね。

黒一色のこのデザインが工業製品としての実用本位性が感じられます。

こちらはエアハンマー。

細かい仕事をしています。

出典:水の郷さわらHPより
フードコートとは逆サイド。防災教育展示のさらに奥にあります。ダムとか、堤防とかが好きな人にはたまらない場所だと思います。

利根川を囲む巨大堤防。バス釣りを楽しんでいるこの場所も長い時間と人手をかけてできた場所なのか…いつもの釣りがこれで変わる!かもしれません。
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