70年代…鈴鹿8耐・バイクレース界の世界でマーカー主導のワークスチームに果敢に挑み、町工場からのし上がったインディーズチームが巨大なるライバルに勝利したのが「世界のヨシムラ」。それを率いたののが″おやじさん”こと「POP吉村」なのはあまりにも有名ですね。(「プロジェクトX」の名作アーカイブスでどうぞ!)
バスフィッシングの世界にも、ご存じダイワ、シマノといったガリバーから数多のルアーメーカー、ロッドメーカーたちがしのぎを削り合っています。そして、個人個人で(もしくはそれに準じだ単位で)、ルアーを作成しているハンドメイド系のルアーブランドもたくさんあります。そんな、ルアーブランドのひとつ、アメリカツアープロの間でもシークレットベイトとされているという「江戸物」(えどもん)サンが主催するハードベイトオンリーの硬派な大会・・・それが
「鋼派」
です。

エドモンのブログ
今では初夏の風物詩。いつも楽しい大会のプロデュースをありがとうございます。
2015年6月14日(日曜)新利根川松屋ボート店を拠点も今年は121名(71艇)を集めて大々的に開催されました。ルールは2匹の「長さ」勝負。ハードベイトオンリーの男気満点の大会です。近年は、ボート予約も満艇となり大盛況。

朝のミーティング。有名ルアービルダーやバスプロも多数参加。今年は、バスフィッシング界の大レジェンド・吉田幸二さんも参加されました。

・・・紫陽花も咲いていて釣れ釣れムードはスゴイのですが・・・まぁ・・・ネ。
鋼派は元祖ハードベイト縛りと言える大会。僕は今回で5回目の出場。かつて3位にも入賞したことがあり思い出深い大会です。なお、H-1グランプリとも関係性も深く、優勝した人にはこの年のH-1グランプリのクラッシク的位置づけの「マスターズカップ」に出場ができるのです。←通常は、通年を戦い上位30位に入らないと出場権が出られない。これはデカイ特典。

この日は、いつものローボート仕様ではなく13フィート仕様のボートで大学時代のセンパイと2人乗りで出場。ファンフィッシング的要素も強いものがありますが、なんせ大会ですしオトコノ子なもので勝ちたい気持ちは抑えきれません。やる気満々でスタートです。
【フィールドコンディション】
気温:20℃~25℃
水温:22℃~24℃
水質:濁り気味
天気:くもり時々小雨
全員が全員感じるのは『絶好の巻物日和』であること!集中力は俄然MAXでスタートしました。

Basser誌の釣りウマ記者も参戦中!
近年はハイパワーエレキの使用も増えています。引き波もそれなりに出ますので狭い川部分などではデッドスローを心掛けたいものです。

曇天。

ローライト。

この日はスノヤワラを中心に攻めました。

小雨気味だったのでカッパを着ての釣り。
先日ブログでもUPした、ダケットフィッシングのロッドも早速活用。クランクベイトロッドですがバズベイトをつけて投げまくりました。
namaro★blog : 【アメリカンバスロッド】「ダケットフィッシング」の白いロッドを使ってみた
ダケットフィッシングの竿
真っ白いブランクスが目立つダケットフィッシングのロッド。すれ違った関西のバズベイトビルダーバクシンさんにも「それダケットですよね?」と言われました。なかなか個性的な竿なのです。

久しぶりにマウントデッキは使わず。ちょっとガコンガコンいってましたw

今年注目のダイワのリール・アルファスSVの使用にも慣れてきました。
えっ!?結果・・・
ノーバイトノーフィッシュ!!!
での終了でした。完全試合をくらう~!これは悔しい~。残念。無念。くぅ~~

鋼派で面白いのが「長さ勝負」であるところ。最近は重量勝負にキモチが行ってしまって~長さ~にキモチが行かないところもあるのですがやっぱり、サカナのデカさは長さですよね。40アップ・・・50アップ・・・ロクマル!?長さがやっぱり心に響くのです。
自分たちにはサカナは全くじゃれついてくれなかったのですが、たくさんのウェイインがこの日もありました。ウェインは71艇中36艇・・・およそ50パーセントのウェイイン率となりました。くぅぅう~くやしいぜ。

ぐわっ!と50センチのビッグバスも登場!!!松屋ボートの若に聞いたところ新利根の50アップはかなり貴重とのこと。ましてや大会ですからね。

優勝のおふたり!(50cmジャスト&36.5cm=86.5cm!←ダントツ。)
実はH-1戦士の2人が優勝~~。昨年のH-1GPX2014のAOY・フクナガ選手とルアービルダー・MPBサクライ選手。

50センチジャスト。素晴らしい。いいなぁ。
(※なお、鋼派のレコード最大魚は痴虫・松本氏の50.5センチ!そのレコードは守られたということ。)

アフター回復のこの時期で1980グラム。ヘルシーな体重です。
パターンとしては・・・岸ギリギリではなくて、『ちょい沖』のクイなどがあるところで食ってきたとのこと。ここに、凸った僕たちとの差がありまして、我々は・・・

こういったアシなどのキワキワを狙ってしまっていました。ちょい沖、ブレイクといった部分のケアができませんでした。しかも、ルアーの選択が「トップウォーターでガボッと2匹~」なんて思っていましたが甘かったぁ~~
5位→シャッドゆっくりまき
4位→LCMTO1.5、クラッチ
3位→ブーヤスピナベ、ジェロニモ
2位→mibro、KTWのクランク
1位→MPBクランク、バンゴー(これだけトップ!?)
と上位陣のルアーはほとんどがアンダーウォーター。クランクが中心でした。これまでの鋼派の上位パターンはトップウォーターがからんできていましたがこの日はまたサカナの位置が違ったということですね。
優勝の2人は、釣り進んでいく上で、この『ちょい沖』がヒットゾーンであることを確認。船中4匹もゲットしたという。歴然としたハメ方の差が出た感じ・・・完敗であります。
突撃取材して、ヒットルアーも激写させてもらいました。ブログUPも快くOKしてもらいました。

50UPをゲットしたのがこちら。MPBルアーズ「バイソンMR(プロトタイプ)」だそう。

キレイに作りますね~接写に耐えうる完成度。

お尻から見てもカワイイ。そして釣れちゃいますかぁ~~。背中の歯型でニヤつきながら酒が呑めますな。
MPB LURES -Monster Panic Bite- | High Quality Handmade Wood Model
カッコイイHPも公開されたばかり。注目のルアーブランドですねっ!!!
MPBルアーさん。カッコイイHPも出来上がっていますね。冒頭でも書きましたが、頂上をとったのがインディーズのハンドメイドプラグというのがカッコイイっすねぇ~~。

表彰式では、霞ヶ浦を守り育てる吉田幸二さんのお話がありました。
特定非営利活動法人 水辺基盤協会

上位入賞者たちへのインタビュー。鋼派ではこれを「吼える」と言います。

集合写真を撮って終了しました。今年も楽しい大会をありがとうございました!

祭りのあと・・・。その日の釣りに合わせる難しさ。状況を読む力の重要性をまたまた思い知らされた一日でした。


帰り道。取手の伊勢屋さんの「どら焼き」の甘さがノーフィッシュでズタズタになった心身に、じんわりと沁み渡りました。
バスフィッシングの世界にも、ご存じダイワ、シマノといったガリバーから数多のルアーメーカー、ロッドメーカーたちがしのぎを削り合っています。そして、個人個人で(もしくはそれに準じだ単位で)、ルアーを作成しているハンドメイド系のルアーブランドもたくさんあります。そんな、ルアーブランドのひとつ、アメリカツアープロの間でもシークレットベイトとされているという「江戸物」(えどもん)サンが主催するハードベイトオンリーの硬派な大会・・・それが
「鋼派」
です。

今では初夏の風物詩。いつも楽しい大会のプロデュースをありがとうございます。
2015年6月14日(日曜)新利根川松屋ボート店を拠点も今年は121名(71艇)を集めて大々的に開催されました。ルールは2匹の「長さ」勝負。ハードベイトオンリーの男気満点の大会です。近年は、ボート予約も満艇となり大盛況。

朝のミーティング。有名ルアービルダーやバスプロも多数参加。今年は、バスフィッシング界の大レジェンド・吉田幸二さんも参加されました。

・・・紫陽花も咲いていて釣れ釣れムードはスゴイのですが・・・まぁ・・・ネ。
鋼派は元祖ハードベイト縛りと言える大会。僕は今回で5回目の出場。かつて3位にも入賞したことがあり思い出深い大会です。なお、H-1グランプリとも関係性も深く、優勝した人にはこの年のH-1グランプリのクラッシク的位置づけの「マスターズカップ」に出場ができるのです。←通常は、通年を戦い上位30位に入らないと出場権が出られない。これはデカイ特典。

この日は、いつものローボート仕様ではなく13フィート仕様のボートで大学時代のセンパイと2人乗りで出場。ファンフィッシング的要素も強いものがありますが、なんせ大会ですしオトコノ子なもので勝ちたい気持ちは抑えきれません。やる気満々でスタートです。
【フィールドコンディション】
気温:20℃~25℃
水温:22℃~24℃
水質:濁り気味
天気:くもり時々小雨
全員が全員感じるのは『絶好の巻物日和』であること!集中力は俄然MAXでスタートしました。

Basser誌の釣りウマ記者も参戦中!
近年はハイパワーエレキの使用も増えています。引き波もそれなりに出ますので狭い川部分などではデッドスローを心掛けたいものです。

曇天。

ローライト。

この日はスノヤワラを中心に攻めました。

小雨気味だったのでカッパを着ての釣り。
先日ブログでもUPした、ダケットフィッシングのロッドも早速活用。クランクベイトロッドですがバズベイトをつけて投げまくりました。
ダケットフィッシングの竿
真っ白いブランクスが目立つダケットフィッシングのロッド。すれ違った関西のバズベイトビルダーバクシンさんにも「それダケットですよね?」と言われました。なかなか個性的な竿なのです。

久しぶりにマウントデッキは使わず。ちょっとガコンガコンいってましたw

今年注目のダイワのリール・アルファスSVの使用にも慣れてきました。
えっ!?結果・・・
ノーバイトノーフィッシュ!!!
での終了でした。完全試合をくらう~!これは悔しい~。残念。無念。くぅ~~

鋼派で面白いのが「長さ勝負」であるところ。最近は重量勝負にキモチが行ってしまって~長さ~にキモチが行かないところもあるのですがやっぱり、サカナのデカさは長さですよね。40アップ・・・50アップ・・・ロクマル!?長さがやっぱり心に響くのです。
自分たちにはサカナは全くじゃれついてくれなかったのですが、たくさんのウェイインがこの日もありました。ウェインは71艇中36艇・・・およそ50パーセントのウェイイン率となりました。くぅぅう~くやしいぜ。

ぐわっ!と50センチのビッグバスも登場!!!松屋ボートの若に聞いたところ新利根の50アップはかなり貴重とのこと。ましてや大会ですからね。

優勝のおふたり!(50cmジャスト&36.5cm=86.5cm!←ダントツ。)
実はH-1戦士の2人が優勝~~。昨年のH-1GPX2014のAOY・フクナガ選手とルアービルダー・MPBサクライ選手。

50センチジャスト。素晴らしい。いいなぁ。
(※なお、鋼派のレコード最大魚は痴虫・松本氏の50.5センチ!そのレコードは守られたということ。)

アフター回復のこの時期で1980グラム。ヘルシーな体重です。
パターンとしては・・・岸ギリギリではなくて、『ちょい沖』のクイなどがあるところで食ってきたとのこと。ここに、凸った僕たちとの差がありまして、我々は・・・

こういったアシなどのキワキワを狙ってしまっていました。ちょい沖、ブレイクといった部分のケアができませんでした。しかも、ルアーの選択が「トップウォーターでガボッと2匹~」なんて思っていましたが甘かったぁ~~
5位→シャッドゆっくりまき
4位→LCMTO1.5、クラッチ
3位→ブーヤスピナベ、ジェロニモ
2位→mibro、KTWのクランク
1位→MPBクランク、バンゴー(これだけトップ!?)
と上位陣のルアーはほとんどがアンダーウォーター。クランクが中心でした。これまでの鋼派の上位パターンはトップウォーターがからんできていましたがこの日はまたサカナの位置が違ったということですね。
優勝の2人は、釣り進んでいく上で、この『ちょい沖』がヒットゾーンであることを確認。船中4匹もゲットしたという。歴然としたハメ方の差が出た感じ・・・完敗であります。
突撃取材して、ヒットルアーも激写させてもらいました。ブログUPも快くOKしてもらいました。

50UPをゲットしたのがこちら。MPBルアーズ「バイソンMR(プロトタイプ)」だそう。

キレイに作りますね~接写に耐えうる完成度。

お尻から見てもカワイイ。そして釣れちゃいますかぁ~~。背中の歯型でニヤつきながら酒が呑めますな。
カッコイイHPも公開されたばかり。注目のルアーブランドですねっ!!!
MPBルアーさん。カッコイイHPも出来上がっていますね。冒頭でも書きましたが、頂上をとったのがインディーズのハンドメイドプラグというのがカッコイイっすねぇ~~。

表彰式では、霞ヶ浦を守り育てる吉田幸二さんのお話がありました。

上位入賞者たちへのインタビュー。鋼派ではこれを「吼える」と言います。

集合写真を撮って終了しました。今年も楽しい大会をありがとうございました!

祭りのあと・・・。その日の釣りに合わせる難しさ。状況を読む力の重要性をまたまた思い知らされた一日でした。


帰り道。取手の伊勢屋さんの「どら焼き」の甘さがノーフィッシュでズタズタになった心身に、じんわりと沁み渡りました。
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