新聞、、、とっていますか?

周囲の同世代で自宅へ配達される新聞をとっている人間はほとんどいません。いやいるのかどうかも怪しいところ。それでも先日、一回り違う上司には「新聞はとっていて当たり前だろう!」と言われてしまった始末。ちょっと恥ずかしい思いもしつつ~~朝は、『スマートニュース』『グノシー』『ヤフーニュース』『ラインニュース』といったニュースアプリから情報を得るのが常となってしまっています。そもそも、報道というものにまったく興味がない人もたくさんいるのが今の世の中であることを実感している2015年の春なのです。

クイズ番組が未だに隆盛を極めていますが、新聞を読まなくなった日本人に、将来、果たしてクイズ番組に答えることができるだけの知識が蓄えられるのかどうか!?それは少々ギモンなところもあります。ネット記事だとどうしても、「自分が」気になる記事を能動的にクリックしますよね。対して、新聞はもちろん自分で取捨選択はするけど、意外と門外漢…普段接することのない、広い(浅く広い)知識に触れられることができます。果たして、紙の新聞が世の中から姿を見ることがなくなったとき、人々の『クイズ力』がどうなるのか?そこ、結構、注目しています。←もしかしたら視聴者がクイズの難易度にいずれついていけなくなるのではないか?という自分なりの仮設。

至極、個人的なことですが、父方の実家はかつて毎日新聞の配達所をやっていました。僕が生まれたころにはもうお店を閉めてしまっていましたが、昭和20年代~昭和50年代にかけて新聞を街に配り続けていたわけです。当時は、住み込みの新聞学生を多数抱え込み、しかもまかない付きだったため、祖母(ばぁちゃん)はそれはもう大量のご飯を炊き、大量のおかずを作っていたという・・・。 そして、当時はほとんどの家庭で新聞をとっていたため人手が足りず、父や叔父は、中高生時代、稼業ということで走り回って!新聞を配っていたといいます。(しかも無償だったらしい!)読売、朝日ではない第三勢力の毎日新聞でこの様子。インターネット、スマホなんてない時代、正確無比な報道は新聞が全てだったのは確かです。エリートたちがそこを目指したトップメディアでした。それは今でもほとんど変わりはしないのですが、その新聞とインターネット界との力関係はちょっと不思議なバランスとなってきているようです。

なんてことのない記事ばかりがネットに溢れる理由|ネットジャーナリズムの光と影 奥村倫弘|ダイヤモンド・オンライン
こちらのウェブ記事。ちょっと考えさせられましたね。

毎日新聞の配達所をやっていた名残なのか、実家では毎日新聞とともに系列のスポーツ新聞であるスポーツニッポン(スポニチ)を実家では配達でとっていました。毎朝、スポニチが家に届くわけです。野球ファンにはたまらないシステムですね。(←家庭用だといわゆるエロ記事はありませんので情操教育的には問題ありません)巨人だタイガースだのプロ野球情報。ゴシップ記事から事件まで、毎日新聞よりそれはそれで見出しも大きく読みやすいし、わかりやすいので少年のころからスポーツ新聞には親しんできました。夏の甲子園の季節の名物企画…作詞家・阿久悠さんの「甲子園の詩」もちょっとクサい文章が好きでしたねぇ~~

そして、スポーツ新聞と言えば「釣り欄」です。東京育ちのもやしっこなのですが、多摩川などで珍しく釣りには親しんでいたクチ・・・釣りバカ君だったので釣り欄はいつも楽しく読んでいたのです。80年代を席巻したコロコロコミックで連載していた「釣りバカ大将」の作者・桜多吾作さんの漫画もスポニチには週一で連載があり、掲載曜日はまっさきに読んでいた記憶があります。

turibakataisho

(まんだらけさんのブログより引用)
ちなみに「釣りバカたち」という作品は「釣りキチ三平」の矢口高雄先生の作品です。釣りバカ、釣りキチ・・・「バカ」で「キチ」ってw。地上波放送コード的にはたぶんNGですね。

現在、スポニチと言うともちろん紙媒体としての権威はあるのですが、ウェブ版が日々の生活で触れることが多くなりました。


スポニチ Sponichi Annex スポーツ
インターネット黎明期からスタートしたサービスであると記憶しています

スポニチアネックスです。
ウェブ版でももちろん釣り欄は健在。ただし、表紙からはなかなか釣りコーナーには行きつかない!見つにくいサイトの構造となっていますね~。

スポニチアネックス表紙→スポーツ→フィッシング

と、進んで是非とも釣りコーナーに行きついてほしい。ここでは、H-1グランプリ・トーナメントディレクターの鈴木美津男さんや、痴虫松本さんのコラムが読めるコーナーがあるのです。

コラム - Sports Fishing Japan - スポニチ Sponichi Annex
コラムではアノ!名手たちのコラムが読めるのだ。

先日、行われたH-1GPX牛久沼戦における「平成の牛久沼レジェンドの誕生」についても執筆が寄せられていました。沼人としてはちょっとじんわりとくる内容でした。

sponichitonetatsu
(スポニチアネックスより・・・必読です↓)

鈴木美津男コラム -H-1GPX牛久沼戦は圧倒的なウェイトで“牛久沼レジェンド”が優勝! - SFJ - スポニチ Sponichi Annex
いまさらながらに「レジェンド」というワードが個人的に2015年の流行語大賞に入りそうな感じがしてならない。




なお、平成の牛久沼レジェンドも使用したのが痴虫ルアー。代表の松本サンも隔週で頑張って連載を行っており、次回は牛久沼戦のことについて書いてくれるらしくこれもまた楽しみであります。

先日、牛久沼で行われたH-1GPXの第2戦、僕の結果は残念でしたが、なんと痴虫ルアーが今年も大活躍。
~~中略~~これについては大会内容と共に次回、書かせて頂こうと思います。


松本光弘コラム -帰って来た?チムちゃんトラバス研究所!2015春 - SFJ - スポニチ Sponichi Annex
松本 光弘『痴虫松本のええじゃないか!!』


松本サンの次回の記事!楽しみにしとります!


紙の新聞を手に取る機会は減ったけど、ウェブ版として記者たちの記事は常日頃、手元のスマホで読まれることになっている。(このヘッポコブログだって、約7割以上がスマホでの閲覧です。)
新聞、スポーツ新聞の情報、釣り情報は時代を経てウェブで読む時代になってしまった。うーん、隔世の感がありますね・・・
 

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