釣り人口減少という客観的現実

プロ野球…2016年にクライマックスシリーズに進出を果たした横浜ディーエヌエーベイスターズ。今シーズンの躍進も期待されるチームのひとつですが、実は若いチームであることが特色なのです。

ベイスターズの2016シーズンの平均年齢(日本人選手)は25歳。日本を代表するハイパースラッガー筒香選手が24歳ですから、まさに今からが楽しみな勢いのあるチームであると言えます。

さて、釣り業界と言えばどうでしょうか?僕たち現場で楽しむ釣りは、お休みの日のレジャー…やり込んでいる僕たちにとってはもやはや『ライフスタイル』と言える大切な趣味・遊びであり、もはや人生の一部です。

その釣りですが、マクロ的視点で見れば『釣り人口』は減少の一途をたどっているギョーカイであり、レジャーなのです。

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釣り業界の未来への対策と現場の危機感

アラフォーである当ブログ筆者がバス釣りにハマッたのが90年代後半。河口湖のバス釣りオカッパリ大会には1メートル刻みに人が立ち、解散したSMAPのキムタクが釣りにハマり、反町隆史さんがバス釣りにハマり込んだのがこの時代です。(反町さんはその後、琵琶湖のリアルビッグフィッシュアングラーとしてホンモノになりましたね)

かつて「潜在需要3,000万人」といわれた巨大レジャー産業……今、その姿は? (1) 空前のアウトドアブームが後押し | マイナビニュース

潜在需要3000万人は言い過ぎかもしれませんが、「レジャー白書」によると90年代後半に釣り人口は2000万人を突破。日本人が大好きなレジャーのひとつとして君臨していたわけです。バス釣りのルアーも公称100万個突破なんていうバブリーな時代がありました。(97年から99年がバス釣り業界の絶頂でありました。いやぁあの時代はまさに狂乱の時代でしたね。)

そして、2017年を迎えた現在。釣り業界はデータ的にはどうなのでしょうか。2004年には1490万人いた釣り人口も、およそ10年後の2013年には770万人まで減少しているというネット上のデータもあります。

2016年に800万人前後に微増したようですが、いわゆる『斜陽産業』と言われているのは哀しいところです。ネット的、今風に言えば『オワコン』ってやつでしょうか。釣りが「終わっているコンテンツ」なんて言われるなんて悲しいことですね。

フィッシングショーで見た若い世代へのプロモーション活動

先日行われたフィッシングショー横浜2017。釣り業界における「釣り人口減少」と言う現実は、現場で釣りを楽しんでいる我々以上にインパクトがあるようです。現場は真剣にそれを考えていて、釣りバカな親が連れて来る子供たちに釣りの楽しさ、素晴らしさを伝える活動を多々行っていました。

各釣ブースの若い世代・子供たちへの啓蒙活動を激写してきました。

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ジャッカルブースでは「ルアーペインティングコーナー」を設置。行列ができるのほどの人気でした。自分で塗ったルアーで釣れたら衝撃が走りますよね。


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マルキューも数年前からブースは子供に寄せたコンセプトを発信。フィッシングショーは後進育成、未来の釣りビト育成の場であることを感じさせられます。

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セミナーもいわゆる「釣りのおねえさん」が仕切ってのイベントに。

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子ども時代の釣堀って本当に思い出に残ります


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釣り針や、仕掛けで業界を引っ張るハヤブサもキッズコーナーを設置。ハヤブサ・・・バスアングラーの皆さん!FINAですよ!FINA!

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ハヤブサキッズですよ。

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こういったブースでの子供の集中力はオトナのそれを上回ります。


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釣り業界の雄・ダイワは「D.Y.E.C」を開設。様々な釣りイベントなどを通して釣りの素晴らしさ楽しさをこどもたちに伝えています。

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WBSプロ、H-1グランプリにもスポット参戦している草深プロが子供と触れ合っていました!


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「全釣り協」も毎年のようにマスの釣堀を設置。釣りの楽しさとともに、水辺で遊ぶ際の安全についても啓蒙活動を続けています。

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魚は中央に集まっています。実際に釣れますね。

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とにかく「サカナと触れ合う体験」が大切と、様々な趣向を凝らした啓蒙活動が行われています。


ゲームも良いけど「釣り」は楽しいよ

レジャー白書2016における子供の余暇活動参加率ナンバーワンと言えばなんといっても「ゲーム」になります。(10歳~19歳)…釣りはあるのか!?・・・上位5位の中に残念ながら釣りは・・・

ありません!
無しなのです!


当ブログ筆者は、東京HIPHOP育ちなのにもかかわらず、小学生時代は多摩川で小物釣りにハマり、小5の時にバスを釣り…以来四半世紀に渡り釣り(バス釣り)を楽しんできました。

僕がこうしてブログで伝えているバス釣りは、エレキや魚群探知機が必要だったり、やり込めばバスボートを持ったりとビギナーにとっては遠い遠い世界であるとも言えます。

でも、僕もそうでしたが小学生の時はご飯粒でクチボソやコブナを釣って心から釣りを楽しむ釣り少年でありました。ちょっとドブ臭い川で釣っていたりしましたけど、お金かけなくても楽しかったですね。

マニアックな釣りは、社会人になってお金が使えるようになったら大人の責任でそれぞれのスタイルを楽しめばいいのです。まずは、エントリー。釣りをピュアに楽しむことが大切!


釣りバカな私たちは何をすればいいのかな


さて、現場で釣りを楽しむ我々は何ができるのか。小さなことかもしれませんが・・・

〇閉鎖的にならず若い釣り人に積極的に話しかける
〇少年バサーにはワームの一個でもあげる
〇釣り少年がいたら話しかけていろいろ教えてあげる


といったオイチャンたちなりの歩み寄りが必要な気がします。何しろ、新規参入者が極めて少なくなってしまっているのが釣りなのです。・・・これはもう「ゆとり世代」「サトリ世代」と立ち向かうサラリーマン上司たちの姿そのものですが。いや、やらないとダメだよね。

事実、釣り参入への壁は正直言って高い。日本全体で言えば「景気が悪い」「若者はクルマに乗らない」「外出が面倒」な世の中になりつつあります。経済的に、遊ぶ人が少なくなっている厳しい状況ですが釣りは、お金をかければかけますが安く済まそうと思えば安くすむリーズナブルの趣味のひとつですよ。


メディア、釣りブロガーは若者に伝える視点も大切

現在、釣りにハマっている『釣りギョーカイにおける実際のお客さん』は、濃い…濃ゆい釣りマニアではあります。が、これからの釣りを考えると若い人たち、子供たちに釣りの楽しさを伝えると言う視点も忘れてはなりませんね。

僕は、釣りギョーカイとは関係のない他の生業を持つ、サラリーマンアングラーですが、こうして釣りブログなんぞをシコシコと書いているからには少しでも釣りの楽しさ魅力を、ヤングな人たちにちょぴっとでも伝わっていければと思っています。

ライトユーザー、初心者目線。これを忘れたくはありません。そうしないと、このブログもいずれは読まれなくなってなくなっちゃう運命ですから・・・

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そういえば、レギュラー参戦しているH-1グランプリブースにも遠くから『学ラン姿』で様子を見ている少年がいました。釣りたい!勝ちたい!楽しみたい!と思っているオトナアングラーですが、ヤングアングラーが来た時には怖い顔せずに迎え入れてあげることってスゴイ大切な気がします。

釣りブログを楽しんで書いている自分ですが、釣りの未来を考えるとちょっと全体的なことも考えていかないとなーと考える歳になってきちゃいました。ギョーカイ関係者でもなんでもないのですが、平均年齢がグイグイ上がっているバス釣り業界も、若い人からシニア層まで『釣り好き』と言うたった一つの想いを軸に世代を超えた楽しい時間を過ごせたらいいなと思ったのでした。

って、ツラツラと書きましたが、釣りはとにかく『楽しい』ので子供やヤングたちにもこの世界にきてほしいなぁと思ってこの記事をエントリーしました。

スマホは若い世代にとっては当たり前のメディア。ほんの少しでも当ブログで釣りを知ってもらって、入り口に立ってもらえるキッカケになってもらえればと『ほんのちょっと』は毎回考えています。よろしくね。