日本でもそう。アメリカでもそう。メキシコでもそう。それぞれのフィールドのご当地ルアー、ローカルベイトと言うものが存在します。牛久沼で言えば「エスケープツイン」(ノリーズ)、「沼海馬」(痴虫)。亀山湖で言えば「レッグワーム」?といったところでしょうか。

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メキシコはレイク・エルサルトはどうなのか!!ガイドの人が絶対的な信頼を寄せているルアーと言えばズームの「リザード」!

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サイズは1番大きいマグナムサイズの『8インチ』です。日本だと琵琶湖で明らかなビッグサイズ狙った釣りじゃないと使わないサイズです。

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このワームをヘビキャロで狙うのがガイドがゲストにデコらせないための絶対的自信のローカルベイトでした。先日書いたように、30ポンドの道糸に20ポンドのハリスでキャロライナリグをこしらえてぶん投げて釣るわけです。

リザードワームは、80年代の日本にバス釣りが広まりつつある時代にアメリカンな遠い存在としてのルアーでしたね。ブラックバスを釣るためのルアーって感じで「トカゲ」をイミテーションするなんていかにもなルアーフィッシング!と憧れたものです。

もちろん『リザード=トカゲ』として使っているわけじゃなくて、カーリーテールに複数ついているレッグパーツがたなべいて魚を誘うわけです。最近の日本メーカーのワームデザインは複雑化しているわけですが、こうした元祖的なワームが効かないというわけではないでしょう。試してみる価値はありそうです。牛久沼でも実績はあります。

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そして、シャローに林立する立ち木を狙う際におススメされるのが、こちらもズームのフルーク7インチ。いわゆるスティックベイトというもので、懐かしのスラッゴーが大ブームになった時代が存在しているかと思われる定番ワームです。

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ワームのサイズは大きいのですが、エルサトのベイトも大きい!メインベイトは、海にいるようなコノシロのようなシャッド。(北米的なシャッド…)そして鯛と見間違うようなティラピアがメインベイトなのです。ですから、ベイトを小さくする必要はありませんでした。ヤマセンコーも使いましたが6インチ以上が絶対です。なにしろ狙いは10ポンドオーバーじゃないですか。

デカいからスゲー、エライ!というわけではなくて、そのフィールドにいるメインベイト。そして、狙う魚のサイズに合わせてルアーは選ぶべきということをメキシコで知りました。それまでは、3インチ・4インチのワームがベースでしたからね。狙いがしっかりしていればルアーの大きさはジャストであれば大きくてもいいのです。(それはルアーを小さくすることもしかり。)

琵琶湖をメインにしているプロショップにはこうしたオーバーサイズか!?と思われるルアーが多数おかれています。僕もメキシコ釣行の際は、通販で関西のショップからリザードやフルークを取り寄せました。(セブンパームスの通販を当時は利用!大きめのワームが関東より充実!)

では関東なら小さいワームか!?そんなことはないと思います。「ビッグエスケープツイン」でビッグバスを追うアングラーや、ビッグベイトで夢を追いかけている関東アングラーも確かにいます。そして、大きいルアーでは大きいバスが食ってくることも確かなのです。

2度目のメキシコに向け、リザードとフルークはタックル置き場の奥の奥に眠っています。果たして、このルアーはエルサルトだけで効くのか!?もしかしたら、牛久沼や亀山湖でためしていないだけなのかもしれない。牛久も亀山もバスが食っているベイトは意外とデカいぞ・・・メキシコのヒットルアーの日本での可能性も無限大かもしれません。