11月に入りました。関東の山でも雪が降りました。毎年話題となる、フィッシングショーのHPではアングラーズアイドル2017の一般投票が始まりましたネ。純粋に釣りが好きそうな娘、上昇志向な娘、野心的な娘、、、オフシーズンが近づいてきたなぁと実感します。

アングラーズアイドル一般応募|ジャパンフィッシングショー2017|みなとみらい・パシフィコ横浜

改めてバサーオールスタークラシック2016(バサクラ)でのお話です。

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各メーカーがブースを出店。特別セールや、くじ引きなどで盛り上がりを見せているバサクラ。各ルアーメーカーやビルダーさんたちが出店。くじ引きや、スペシャルルアー・グッズの販売も行われます。お買い物目当ての人は初日の朝から並ぶらしいです。写真は、2日目の朝ですがスゴイ人でした。

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より、アングラーとの距離が近い!ローカルな匂いがするのがバサクラの良いところでもあります。H-1グランプリ2016マスターズカップを制したツガル選手がノリーズブースで伊藤巧プロとセミナーを開催していました。大人気の巧プロ・・・来シーズンのバサクラには選手としてクオリファイされることでしょう。

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こちらのセミナーがなかなか通好みのお話が聞ける内容でした。ツガル選手によるスピナーベイトの使い方の基礎講座です。いろいろお話をする予定だったみたいですが巧プロが興味津々モードになりツガル選手のスピナベの使い方についていろいろと聞いていたのです。H-1グランプリの試合現場だと、コンペティションということもあり、核心的なお話はなかなか耳にすることができないものなのです。

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なるどほど!と思ったのが「アワセ方」。スピナーベイトと言うと、僕は食った瞬間は向こうアワセ気味のルアーになのかな?と思っていましたがそうじゃないらしい。

まず巻くときの構えの話から違いました。ツガル選手は、スピナーベイトとラインをほぼ一直線でかまえるらしいのです。つまりは、竿の弾力をほとんど使わずに直接的・直線的にスピナーベイトを巻くとのこと。管理釣り場での鱒釣り・スプーンフィッシングの構えに近い感じなのでしょうか?そして、キモだったのがフッキングについてのトークでした。

例えがわかりやすくて…

「想像してみてください。針先を人の手に付けて、『ラインを直接もってグンッってフッキングする』のと『ロッドを曲げてフッキング』するのとどっちがささると思います??」

…むむっっ~確かに!人の手でラインを持って引っ張られた方が明らかに刺さりますね。(想像するだけで痛いッ)ロッドで合わせるとフッキングは決まるかもしれませんが、ロッドにパワーは吸収されますからね。つまりは、「アタッた」と思ったその刹那!グリグリと巻きアワセを喰らわすのがツガル流のスピナベフッキング術なのだそうな。←かなりの練習が必要なことは容易に想像がつきます。

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ツガル選手は、どのようなシチュエーションでもスピナーベイトを投げたくなる生粋の『スッパー』。日本のルアー界で先頭を走るスピナーベイト「クリスタルS」を擁するノリーズでフィールドスタッフになったのも大きく頷けます。

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H-1グランプリ2016マスターズカップの様子より

得意な釣り方、本当に釣ってくる人の話を聞いていて思うのが「よく考えて釣っている」と言う事。「とりあえずこの辺からやるか」とか「いつものこのルアーで」と言った曖昧さがありません。練習の裏打ちもあるのでしょうけど、とにかく考えています。釣りは、自然相手の野生のカンも必要な遊びですがそれだけじゃぁ、なかなかサカナを持ってこれるものじゃありませんね。

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牛久沼でも、スピナーベイトが爆発するタイミングはあります。今度、その辺の話をじっくりと聞いてみることにします。ハードベイトネゴシエーター…恐るべし。バサクラで改めて実感。しかしまぁ、上手い人は世の中にいっぱいいるなぁ。いつも考えている「つもり」になっていないか!?反省。





 

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