牛久沼の一般論としてのセオリー

晴天無風
⇒風がないと巻物では釣れない

満水
⇒バスがアシガマの奥に入ってしまい釣りづらい


そんな沼人たちが「ヤバイナ」と思う状況で決行されたH-1グランプリ2016牛久沼戦。持ち込まれるサカナは何匹になるのやらと思っていたのですが・・・

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なんということでしょう。

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結果・・・
102名が出場し、19名がウェイインした牛久沼。

泥沼の戦いを制したのは・・・またもや伝説に伝説を重ねるという奇跡を起こしたタカハシ選手でした!いや奇跡ではなく、これは必然であったかもしれないのです。

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いたのか・・・このサイズ・・・!2200グラムのビッグバス。

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I’m a perfect human.

Kazuo!Kazuo!♪♪

イチローコールかと思い間違うほどの鳴り止まぬ歓声がそこに・・・
なんと、同一開催場所での2連覇を達成。牛久沼のエキスパートとしての意地を見せました。



釣りとは関係ないがオリラジのことは陰ながらずーっと応援しているんですヨ。

tamayayoko

なんと、ポイントはたまやボート桟橋のすぐ横のアシ原!H-1グランプリ2016牛久沼戦のキッカーフィッシュはあまりにも劇的な場所で生まれた歴史的な一戦となりました。

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吉野屋ボートからも前日ボートを曳き舟して持ち込みボート台数を増やして開催された牛久沼大会。

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<フィールドコンディション:2016年6月26日(日)牛久沼>

天気:晴れ
風:微風 
気温:22℃~28℃
水温:24℃~26℃
水位:満水
水質:所により濁り、アオコ、オタマジャクシ

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今季も絶好調のフクナガ選手。ボートが横だったのですが、いたってシンプルなボートセッティング。持ち込むルアーも絞り切った小さなタックルボックスがヒト箱と、人によって性格が出るのがH-1なのです。

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たまやメンバーのヨコイ選手。先輩格なのですが、心の中では「オレンジ色のニクイ奴」(夕刊フジ的)と呼んでいます。ガレイジーのデッキを購入して絶好調。そして、この日、結果も・・・強者たちを朝から撮影しているからダメなのか?オレ・・・

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今、一番熱いアングラー!伊藤巧選手のボートデッキも激写しておきました。全力でクイとかにぶつかったら落水しそうですが・・・そこは驚異のバランス感覚でカバーしている模様。たしかに、このデッキの広さと高さ!アドバンテージははかりしれません。牛久沼には4日!プラに入ったとか・・・この執念が強さの秘密か。なお、引き続いてTBCですってよ。

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対して、当ブログ筆者のボートセッチング。竿7本。タックルボックスは先日UPした記事の通りトランク型を持ち込み。搾り切れていない感じ~~いい感じ?やな感じ?・・・どうなるか。

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風!波!光!

名物のハス畑を多くの選手たちがすれ違います。前を行くは風!波!光!で有名なマグナム長尾選手。同じくライブドアブログを利用しています。独特の文体が小気味いいですよ。

マグナム長尾のトップの星になれ!

ワタシは少年ジャンプばりに「友情!努力!勝利!」でいつかこの手に栄冠を勝ち取りたいと思っています。いや必ずや。

さて、晴天無風。微風。満水。
・・・という恐るべきフィールドコンディションでH-1が開催。「これは厳しくなる!」と沼人たちも震えながらのスタートとなりました。

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全開すぎ?

少々、当ブログ筆者の戦略なんぞも書いておきます。まぁ、結果的にデコりましたけどね。


<狙うエリアは西谷田>

昨年、鬼怒川の大増水があった時以来、沼の雰囲気は少し変わりました。当時、水位が増えすぎ小貝川からの水が逆流。あまりいないはずのボラが入り込むなど様々なサカナが入ってきて沼の様相は一変しました。バスもそうで、予測としては稲荷川の上流からなのかコバスたちが西谷田の下流域などに散らばった気がしました。昨年の9月などはコバスがイージーに釣れましたから。そう、西谷田がちょっとサカナは濃くなったと思っていたのです。なので、今季はたまやの定例大会ももっぱら西谷田でした。なお、サカナのサイズは東に比べると小さめのサカナが多い。それでもキロアップは多数存在しており、マキモノで獲るには可能性のあるエリアとふんでいました。ローカルのアドバンテージとしてサカナがつく細かいエリア、障害物も知っていますしね。昨年は細見の広場でビッグフィッシュを獲りましたし。でも、結果はでず・・・これもまた釣り。


<増水>

これ、結構キモなのであれですが、ちょいちょい釣ってきた人たちの話に出ていましたが「水位」・・・これを結構、重要視して釣り方を考えているのがやり込んでいる人たちであります。2016年6月現在。牛久沼はかなりの満水状態です。それが意味することとは・・・

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こちら減水している春に撮影した、野焼きされたアシ原。通称「この世の果て」。このアシ原がハイシーズンになるとアシが生えそろいボーボーに。そして、その中にはパラダイスが・・・あるのかもしれない!そいうわけなです。

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こちらは西谷田河口部分。アシだ!ガマが!ボーボーです。


<フィーディングバスと隠れちゃうバス>

優勝したタカハシ選手とちょっとだけ似ていたかな?と思ったのが狙い方。前日は雨が降り、リミットオフとなった牛久。晴天が予想されたが、朝だけは!朝だけは!!!はフィーディングフィッシュが微笑んでくれるのではないかと思いまして、ガマの外側に狙いを定めバズベイトなどを引き倒しました。終了後ノリーズのツガル選手から「随分岸からポジションとって投げていましたよね?」と言われました。まぁ、増水して隠れているガマやクイについているビッグバスがガバチョしてくれるかなと思いながらネ、巻いていたわけです。晴れてきてからは、ガマの中を狙いいろいろと投げまくりましたが・・・

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昼前には、たまや前に帰りハスを狙ったりして。写真に写るは、バサーのササキ記者だ!釣りウマな後輩が入ってきて心底困っているらしい。(鋼派で優勝したタニガワ記者も参戦していた。)


さて、ここまで書いてきましたが結果は出なかったH-1牛久沼。最近は万年デコり虫です。長々とお読みいただいたところで、僕も力尽きてきましたのでウェイインショウの様子は後篇へと続きます。明日は4時起きです。釣りだと平気なんだけど、生業のための早起きだと毎回「起きれなかったらどうしよう…」というプレッシャーに襲われます。バラードのように眠れる日はなかなか来ませんね。続くよ。


⇒⇒⇒次回予告
アシ中だ、フィーディングだ、ピンポイントだ、サイトだ!クリスだ!・・・上位入賞者たちの狙いが的確すぎてプロたちもびっくらこいたウェインショー。 


★昨年2015年のH-1グランプリのレポはこちらからどーぞ↓★
 【まとめ】H-1グランプリ2015総集編~関東をハードベイトオンリーでトレイルしたあの季節の記録と記憶!~

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