2016年5月29日に開催されたH-1グランプリ2016第2戦亀山湖をしだるまにレポートします!
(ちょっと長くなっちゃった…お時間ある時にお読みください。分割すりゃよかったかな!?)

場所はご存知・・・関東房総は亀山湖・・・ハイパーメジャーレイクですが、バスの数がハンパない。そして、バスたちもルアーが大好き!いつでも遊んでもらえる素敵なフィールドです。

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朝もやの中、149名が集結!

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<フィールドコンディション:2016年5月29日(日)亀山湖>

天気:晴れ
気温:19℃~26℃
水温:22℃~23℃
水位:満水
水質:ややクリア、場所によりササ濁り


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2016年5月29日(日)の早朝。小池公園前に大船団が形成!これだけの数が集まる、レンタルエレキオンリー戦はそうそうありませんネ。

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恒例のスタート前の諸注意と挨拶はトーナメントプロデューサーの鈴木美津男さんから。ローカルルールは、ジャッカルプロスタッフでスーパーロコの川島勉さんから説明が・・・そして、その川島さん自らが優勝すると言う記念碑的な大会になるとは朝の段階ではつゆ知らず・・・。

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揺れる眼差し・・・真剣な表情・・・みんな「俺が優勝しちゃうよん」と決意していたわけです。

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亀山で気を付けなけらばならないのが突然の崩落。プラ中に撮影したこちらは、おりきさわボートの向かいで最近おきた崩落。あの下で釣りをしていたら・・・崖などの危険な場所では釣りをするときは距離に注意して釣りをしたいものですね。しかし、新たなるポイントとなることも事実!むむっ!

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名物的な風景となった一斉スタート!

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相模湖の時は引き波がヤバくて危険だったのですが、皆さんオトナということで亀山ではそこそこの引き波で済んだかな?

さて、当ブログ筆者はと言うと・・・どうも昨年から本湖方面~笹川筋がちょっとお気に入り。プラでも悪くない!と判断して遠征をしての釣りを行いました。

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プラの時にとった笹川方面。釣り上がりながらも早目に「どんどん裏」にまで到達。

プラでは・・・

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虫ルアーでまあまあのが獲れたりして・・・普段まったくやらない手法でちょっと楽しくてハマりそうな釣りです。ただこの「楽しむ釣り」と「釣るための釣り」が違うという事を改めて知った大会でもありました。ここがプロとアマチュ~アの違いかな。

なお、プラクティスではかなり釣れていた模様で、前々日プラでは大き目のルアーにガッツリ食ってくるバスが多数いたようです。

komatsu

なおコチラは、僕がっ!!!???・・・・・ではなく、釣友で東京チャプターにも出ているコマツさんがプラで釣った3キロオーバー。こんなのを狙えるのが亀山なんですよねぇ!今回、春の亀山にてプラを数回やってわかったのは、このようなマグナムサイズは小さいフィネスルアーではそうそう釣れないかな?と思いました。そこそこのボリューム感がやっぱり必要ですかね。

うーん、でも3グラムのメタルで2キロアップつった中川サンもいるしなぁ~~「私はまだバス釣りがわからない」(黒澤明風)

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そして本番です。(ここまで長いね)

おいおいお前に誰も期待してないよ・・・って話ですが、ガラにもなくなぜか緊張!?手がプルってしまったのかなぜかキャストミスを連発。ポイント潰すは、時間を浪費するわで大会出場者(俗に言うトーナメンター)としては全くのあまちゃんな精神状態でした。勝負事ってわかりません。そんな中、釣ってくる人たちはエライ。優勝した川島さんも「プレッシャーはありました」って言っていましたね。

結果は・・・

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参加者:149名
ウェイイン:87名
ウェイイン率:58%


なお、昨年秋に開催された2015年大会は・・・136人が参加。サカナを持って帰ってきたのは43人。ウェイイン率は31%でした。

ほぼ倍となったウェイイン率。バスもアフターから回復してコバスたちも元気に。そんなわけでたくさんの人たちがウェイインできたというわけです。僕はコバスを2匹もちこみ終了。写真撮影もなしです。くそぉ~~~~

↓なお、昨年の模様もUPしておきます。2015年は最終戦だったのでAOY年間レースの表彰もあったりしたんですよね。

namaro★blog~ナマローブログ~ : 【H-1GPX2015】第5戦亀山湖~しだるま結果報告。レギュラー戦が終了(後篇)


namaro★blog~ナマローブログ~ : 【H-1GPX2015】第5戦亀山湖~しだるま結果報告。レギュラー戦が終了(後篇)
136人参加。サカナを持って帰ってきたのは43人。 ウェイイン率は31%でした。 ...

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ウェイインは大行列に!

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なお、計量の会場はおりきさボートさんにて。笹川からだとはっしこっとはしっこになるので、移動の計算が戦略上、大切になってきます。

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ワイワイと・・・

なお、複数のボート屋さんでの開催であることなどからウェイインショーはなしで、各ボート店にて片付けを終えて小池公園に集合。表彰式やジャンケン大会等が催されます。これもまた、亀山ならでは。

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表彰式前には、プロたちによるレクチャーも。今回は、レジットデザインサポートの北大祐プロも参加していました!JBトーナメントの合間を縫っての参戦。ぬわんと、次戦・牛久沼戦にも参戦しちゃうそうなのでこれはもう気合が入らざるをえません。

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こちらはOSPサポートのオリキンこと、折金さん・・・

そうなのです。5年前に牛久沼でH-1初戦が開催されたころからは想像もつかなかったのですが、有名人プロアングラーが多数参戦するようになってきた注目の大会がH-1グランプリ。

優勝したジャッカル川島さん、ノリーズからはご存知、伊藤巧プロをはじめ、サポートを受けるフィールドアングラー多数・・・、WBSで活躍する草深さんや、ポスターにもなっている牛久沼レジェンドのタカハシさんはラッキークラフトサポートだし。

そうなのです。こういった凄腕のプロたちに、当ブログ筆者のようなサラリーマンサンデーアングラーがぶつかっていける場所でもあるのです。(オープントーナメントですからね)まさか、こんな要注目な大会になるとはね。鈴木美津男さんの情熱と、スタッフの協力なくしてはできない大会だと感じます。いつもありがとうございます。

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H-1グランプリ2016亀山湖戦(タックルアイランドCUP)を制したトップ5のエライ人たち。この「今日のエライ人たち」とSNSなどでいろいろな人が言うけど、出所はどこなんだろうか…

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優勝した川島さんのお話がスーパーロコアングラーなだけに非常に参考になりました。ちょっと、まとめておきます。(自分への備忘録とお読みの方へのご参考に残す100%勇気。)

①位:川島勉選手 2890グラム
「トーナメントから遠ざかっていて試合勘が抜けていた」と言っていた川島さん。最近は「楽しい釣りを目指していた」そうで「釣るための釣りをするスタイル」に戻すのに苦労したのだそうです。「釣るための釣り」「勝つための釣り」・・・それが楽しくないのか?と言ったらそうじゃないと思うけど、大会という勝負事、しかもジャッカルという看板と亀山ロコであるということからそのプレッシャーは相当なものがあったそうです。僕なんか、プラで楽しくなっちゃった「釣り」を本番でもやっちゃったりして~そこがまた勝負に臨む姿勢というかスタイルの構築が甘いと思ったところなんです。結果を出すとはそういうことなんですネ。

そして、釣り方のメソッドで興味深かったのが川島さんも『ベイト』を基軸に釣りを組み立てていたという事。亀山には・・・この時期は「ワカサギ食い」「エビ食い」「ギル食い」などのバスが混在しているそうで、川島さんは小櫃川のインレットに刺す「オイカワ食い」のバスに狙いを定めての釣りを展開。オイカワがインレットに刺す・・・まさにロコアングラーならではの情報解析。(僕にはそこまでの読みはできなかった!)流れの方向を向いている何匹かのバスがフィーディングを始めたそのタイミングでサカナをゲットしたのだそう。しかも、それが始まったがのが午前11時過ぎだと言うから恐れ入ります。試合経過後5時間後に怒涛のラッシュでリミットメイクをしたそのメンタル力にロコのチカラを感じました。

今大会の終了時刻は13時。得てして、11時を回ってノーフィッシュだったりすると焦りと・・・「今日は難しいか?」なんていうネガティブシンキングが生じてしまうもの。それを克服しての優勝。鈴木美津男さん曰く、川島さんは帰着時点ではなんと、軽い脱水症状をおこしていたとか!本人は水分補給は怠っていなかったということですが、その集中力たるやハンパない!お見事な優勝で惜しみない拍手が送られました。

ルアーは、ジャッカルのスカッドミノーやTN60を駆使されたそうです。ルアーセレクトもそうですが、それ以上に場所とタイミングを信じるそのスタイル、メンタルに痺れましたね。



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Basser誌をお読みの方ならご存知のアノ写真を撮影しているところ。ササキ記者による記事を楽しみにしておいてほしい!(ササキ記者・・・相模湖戦から順調に積み重ねている・・・牛久でめっぽう強いから危険な存在だ)


②位:中川貴雄選手 2550グラム
牛久沼ロコの中川さん!沼人たちの誇りです。白鳥島で2キロアップのビッグフィッシュゲット。その方法は、後日ブログにて詳細UPします。キーワードは「吊られた男」ですよ。

③位:福永悠野選手 2550グラム
中川選手と同グラムでしたが、帰着・軽量を先にした方が優先されるのがH-1ルール。まぁ、一昨年のAOY。恐ろしいのは、使用したルアーが「ヒラクランク」「ゾーイ」といったギルルアーだったのですが、ノーマルでそれらのルアーを使っているわけではなく、ドリルだので穴を開けるは、アンコ抜きするは、なんか部品をくっつけるはの改造の嵐。デジマキが流行していますが、福永選手は「ほとんど動かさない」使い方をしているそう。そういえば、5位の鳥梅さんをヒラクランクは普通に巻くと言っていたし・・・これはいろいろありそうです。

④位:折金一樹選手 2480グラム
始まる前から「オリキンとか絶対に釣ってきそうだよね」と仲間たちと話していたらやっぱりというか何というか・・・本当に外しませんね!笹川方面では岸際を凝視している姿をお見かけしました。気にあるコツは「フィーディングのサカナは横の釣り」「アフターのサカナは縦の釣り」・・・わかってはいるけどそれを意識して釣りができるのが実力ですなぁ。オリキン選手も、川島さんと同じくベイトを意識した発言をしていたから、上手な人はフィールドのその時のベイトを軸に考えています。漫然と釣りをしてはダメだという証拠です。ルアーでは、ダイバジンヘビーヒッターなる、強めのルアーをこのハイプレッシャー下で使っていたのがビックリ。
⇒そして、2戦目を終えて年間ランキングを独走しているのが折金選手。外さない印象が強いだけに、このままいっちゃうのか・・・それとも!?

⑤位:鳥海勲選手 2350グラム

こりゃまた、強い釣りで釣ってきた鳥海さん。竿は、ノリーズロードランナー630H一本!ルアーは、ヒラクランクとダイラッカのみという絞り切ったタックルセレクトで見事に5位入賞。ヒラクランクには「巨バスたちの群れが奪い合いになった!」というからそんな経験していみたい~と思った次第です。詳細については鳥海さんのブログに詳細がUPされていますネ。

そういえば630H~僕も用意していましが・・・狭い船に乗ったロッドの本数8本。まったく定まっていませんでした。


Hー1亀山戦、お立ち台に登る♪|Fxxk Up !! My Life~free style anglers blog~
鳥海さんのブログです。当ブログの写真を借りておられたので僕も借りてみました。ご紹介ありがとうございます。

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終了後、レジットデザインの鬼形さんと北プロがショートロッドコンセプトの竿の試し投げをさせてくれました。みんな好きだなぁ。


レジットデザインは、7月3日にオーナーズミーティングなるフィールドイベントを開催するそうです!こちらも人気みたいです。(僕もオーナーだった・・・フロッグロッドは活躍しています)


さて次戦のH-1グランプリ2016の会場は・・・6月26日(日)に
牛久沼
にて開催!!!ウェイトが重ねられていない人間にとってビッグバスがいる牛久沼はウェイトを稼げるキーとなるフィールドとなります。必要なのは腕と・・・運・・・かな!?


H-1 GRAND PRIX
H-1グランプリのオフィシャルHPはコチラですよ

お読みいただきありがとうございました。

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