なんと145名の参加!

2016年4月25日。国内のレンタルボート、エレキオンリーのトーナメントとしては最大規模へと成長したH-1グランプリ2016の初戦が行われました。

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2011年のプレオープン大会から数えて6年目を迎えたH-1グランプリ。ちなみに、初めてH-1グランプリが行われたのは2011年5月11日。場所は牛久沼では35人ほどの参加者でした。そこから、5年の歳月を経て大会は関東一円に拡大。2016年の初戦は、開催時期をシャッフル。初戦は老舗中の老舗レイクである相模湖となったのです。

僕は、牛久沼を中心に釣りをしているロコアングラーなのですが上記の通り、H-1グランプリのはじまりのはじまりが牛久沼だったこともあり、現在でも牛久沼ローカルが多く参加しているのです。関東各地をトレイルするようになってからは、房総、相模津久井湖、霞水系、印旛水系と各地の凄腕ロコたちが集うようになりました。そして、各ルアーメーカーの看板を背負った「プロ」たちも多数参加。果たして、沼の人間はクリアウォーターのリザーバーで力を発揮することができるのか!?そして、プロたちやいかに!?そこも個人的には注目した大会だったんです。もちろん、僕自身もスタート前は「相模湖で優勝したらどうしよう!?」と妄想を膨らませていました。結果は、オオコケの大惨敗という現実が待ちうけていたわけですが。。。二軍から出直してきますよ。

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H-1グランプリはスタート前にタックルチェックを行います。写真は、協賛もしているガレイジーの後藤さんが、有名人・オリキンさんのタックルをチェックしているところ。

ハードベイトオンリーで戦われるH-1。今季のH-1グランプリのルールの改訂があり・・・

◆船舶免許の提示
◆シングルフックの使用禁止(アイスジグ的なやつはOK)

といった大きな動きがありました。シングルフックの禁止はスピナーベイトのトレイラーフックや、管理釣り場用のマス用スプーンといったルアーの使用に関して影響がありました。まぁ、そこは工夫次第ですね。

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参加人数も多いので、プロデューサーの鈴木美津男さんの姿もとても遠いものに・・・。たくさんのルアーメーカーの協力・協賛、スタッフたちをまとめあげているエネルギーには驚くばかり。いつもありがとうございます。今年も楽しくなりそうです。

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<フィールドコンディション:2016年4月24日(日)相模湖>

天気:雨時々くもり
気温:12℃~16℃
水温:15℃~17℃
水位:満水
水質:クリア、場所によりササ濁り

ドカンと温かくなった後の大潮終わりの日曜日。ノリーズの伊藤巧プロがプラクティスでデカイのを捕獲していたりとビッグバスの予感しかしないスタートとなりました。とは言え、そこは相模湖。ウェイイン率は2割位?と思っていました・・・が・・・

個人ブログなので、僕自身のことも書きます。プラクティス・・・今年こそは!の思いの中、3回も決行しました。3日間です。サラリーマンサンデーアングラーとしてはなかなかやり込んだ方?だと思いますがね。周りも、同じくらいやっていたりするから、、、困ったものです。

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プラでは秋川屋さんを利用して・・・

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秋山川はかなり上流まで。クリアスケスケでサカナは見かけなかったです。ワカサギは遡上していましたね。

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天才ジーニアスバス君たちがたむろしている吉野ワンド。サカナを眺めにいくだけ。

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勝瀬橋。ロープやオイルフェンスの下にいきなりデッカイのがいたりしてビビる。そして簡単じゃない。

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本湖は初めてダムサイト近辺までいきました。カヌーも盛んな相模湖。体育会系な指示が飛んでいます。

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相模湖=相模ダム。亀山ダム=亀山湖・・・あなたはどっちの呼び方?

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上流は島田湖のはしっこまで行きましたよ。エレキでね。プラでエンジン船を利用するものありだったかな。

もどります。そんだけプラして釣れたのか!?・・・なんと練習ではサカナはゼロ。ゼロ。ゼロ。ゼロから歩き出そう!愛だけがピュア!と思いつつ~~「まぁ、でも本番では釣れちゃうのがドラマなんだよねぇ」なんて思っていたら・・・本番でもゼロ!を喰らって帰って来たのです。

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試合中・・・厳しいな~こりゃ。なんて思っていたら、昨年の年間王者・伊藤巧プロとエリアがバッティング!本湖のワンドをシェアしていたら横で、『キタ――(゚∀゚)――!!』とか叫ばれ動揺。心を落ち着かせようと、写真を試合中に撮影したりして。(リアルタイムでのSNSアップしません。近づきすぎもダメですよ。)

こりゃ伊藤プロがまた獲っちゃうんじゃないの!?なんて思いつつ、乾いたライブウェルを載せて、ショボンヌとしながら桟橋に戻ると・・・

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2013年の年間王者・福永選手。今年からノリーズのサポートを受けている。「まぁ釣れちゃうわけですよ・・・」と言っていました。しかし、毎回まとめてきます。トーナメンターだなぁ。ブログも更新頻度バンバンで頑張っているし。

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牛久沼のマツムラ君も釣っていた。通称クリス。

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相模湖や津久井湖でチャプターにでているコマツさん。釣ってきます。今年も、亀山でつばきもとボートをともに利用する予定。

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柴田隊長は、お昼過ぎにドラマ魚を本湖にてジャークベイトでゲット。相模湖の2キロアップ!良いメスですねぇ。

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昨年の最終戦の亀山戦とマスターズカップを制した折金選手。サスガ・・・釣ってくるし・・・。スタート前に「プラ何回来たんですか?」と聞いたら恥ずかしそうに「3回キマシタ」とサラリと言われ、やる人はやるなぁと思っていたところ結果を出します。


みなさんサカナ持って帰ってきているじゃないの~~
それはそれは、脅威的なウェイイン率を記録した相模湖戦となりました。


さて、優勝は先日お知らせしたとおり・・・

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琵琶湖ロコ!!!

バレーヒルのサポートを受けている千田隆喜選手が優勝。

H-1グランプリ勝っちゃいました✌|千田隆喜~爆風琵琶湖日記~


千田選手「爆風琵琶湖日記」なるブログも開設しています。ヤングなアングラーので更新頻度がTwitter的な使用方法でマメ。世代交代が一気に来た感じです。

優勝ウェイトは3280グラム。なんと、ヌシクラスの2700グラムのビッグママをゲット!写真をもらおうとおもったら本人のスマホで撮影していなかったみたいです。H-1の公式HPや、Basser誌などで魚を拝むことにしよう。

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ウィニングルアーも撮影させてもらいました。ビーフリーズGP65Dive。バレーヒルモデルとして発売されているラッキークラフトのルアー。H-1の冠メーカー&サポートのルアーで釣ってくるところがニクイ。

釣り方のコツは、「I字系ルアーで誘い出してバスの反応を得たら、間髪入れずにシャッドで食わす!」のだそうです。サカナの魚影は決して濃くない相模湖。しかもクリアウォーター。サカナを視認して釣ると言うやり方は参考になりますね。なおI字系ルアーはイマカツの浸水して沈んじゃうI字系を使っていたそうです。イマカツルアーを使うところがやはり関西系です。

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琵琶湖マンだから2700グラムくらいじゃビビんないじゃない?と聞いたら「いやいや、今年イチバンのサイズですよ。」と話していました。兵庫県からクルマを走らせて優勝ですか・・・。こりゃ、たまらんなぁ~~。琵琶湖では琵琶湖オープンやBITEに出場して腕を磨いているようです。Basserササキ記者が話をイロイロと聞いていたから来月のBasser誌も楽しみではないか。

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表彰台がしっかりしているのもH-1グランプリ。画になります。

2位~5位の方々のコメントをまとめます。


2位:川村選手/3160グラム
ロコ強し!相模湖ロコで毎週のように通っているとのこと。ルアーもチカラがあるルアーで、1オンスのハイピッチャーやダイラッカを普段はワームやジグを投げ込んでいるようなカバーに投げたそう。いつもの釣りにハードルアーをミックスしての3キロオーバー。やりますな。

3位:板垣選手:3120グラム
相模ロコが続きます。ルアーは参加賞でゲットしたラッキークラフトのルアー。11時~12の時合にバタバタと釣ったそうです。普段はワームの釣りばかりだそうですが、これでハードルアーに目覚めたのでは!?ハードルアーのみで3キロオーバーというのもなかなかですよ。

4位:柳田選手/3070グラム
なんとここまでが3キロオーバー。普通、相模湖だったら3キロ超えたら優勝ですよね!?恐るべし春。ルアーはティムコのグリマー7。ラインも細目にして繊細にさぐったそうです。

5位:山口選手/2930グラム
ノリーズ軍団相模湖ロコの山口選手が5位に入賞。「ベイトベイト」なるプロトルアーを使用。メスバスの上がり口を狙ったそうです。
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「FBにも公開しているから写真OKすよ」
とのことで激写。この「ベイトベイト」なるルアーをカーブフォールさせミドスト風に使うのだとか。カーブフォールさせているところに下から食うイメージだそうです。桟橋で投げさせていただいたが、使い方がまだ未知な感じ。もしかしたら新機軸きたか!?(ソルトルアーのような形態をしていますね。)

とまぁ、釣ったエライ人たちについては以上です。



そして沼の人たちは・・・

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「相模湖には魔物がいる。」と確信した、牛久ロコのフクシマ選手&コシカワ選手像。

沼の人間に上位入賞はなし。
(最近はたまやではご無沙汰だった森下選手が唯一気を吐く・・・みんな練習はよくしていたのですが・・・)

その後、運営スタッフの谷山商事のイトーさんに「どうしたおまいらそれでも男か!悔しくないのか!」と言われました。スクールウォーズの名場面バリにです。



「お前らそれでどうしたいんだ!?」
「悔しいです!」
「勝ちたいです!」


そう言えば、奇しくもスクールウォーズ川浜高校のライバルは「相模一高」でした。さ、相模・・・・・・何か因縁めいたものを感じます。先生!僕も勝ちたいです・・・

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終了後、BBQにお誘いいただいたので参加してきました。相模湖のBBQは、釣りをしない人にもおススメです。昼間にウェイウェイ系の大学生風の若者たちが嬌声をあげながら肉を焼いているのを見ると「楽しそうだなぁ」と思わずにはいられません。

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次回は5月29日・亀山湖が舞台。とんでもない数の出船数になる予定。亀山の有名ロコたちもこぞって出場してくるし、休日のプレッシャーもスゴイことが予想されます。ハードベイトには良い季節になってくるのは確か。今年はロクマルも多数捕獲されている亀山湖。ビッグバスの出現も楽しみに!

※相模湖プラについては「釣れたら」たくさん書こうと思っていましたが「釣れなかった」のでそんなに書くことができないという現実に直面。悲しいかな、時間があったら幻のパターンについて書きたいと思いますヨ。




 

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