ダイワのアルファスエアを徹底解剖していく
Basser誌面で「特集ベイトフィネス~元年の各論」と称してベイトフィネスについて特集が組まれたのが2010年。当時のベイトフィネスリールと言えばKTFなどのチューニングを施したカリカリ仕様がほとんどでした。そして、7年が経った今、『箱から出してそのまま使える』ベイトフィネスリールが発売されるようになりました。しかも、お買い得価格というのもポイント。
こんだけ日々バス釣りブログをUPしていて今更!?と思われうかもしれませんが今シーズン初めてのベイトフィネス対応リール「ダイワ・アルファスエア」を購入。2016年シーズンインを迎え早速、実戦投入をしてきました!
早春の冷え込みが激しい牛久沼にて実戦投入。昨年、大活躍したアルファスSVの姉妹機としてデザインはほぼ一緒です。日本人の手の大きさには一番しっくりくるのではと思えるコンパクトな握り心地。
namaro★blog~ナマローブログ~ : アルファスSV購入&実戦投入 異論反論!インプレッション!
コスパ&使い勝手も良い!二重丸のダイワのベイトリールですね。(昨年のアルファスSVのインプレション記事)
左「アルファスSV」
右「アルファスエア」
どちらも基本の金型・デザインでは一緒です。
アルファスは昨年SVスプールが装着されリニューアル。「SV=ストレスフリーバーサタイル」と称される通り、非常に扱い易く、そして買い求めやすい価格からベイトリールとして市場から圧倒的な支持を得たのです。そして~
超強力マグネットブレーキの効きに全てを委ねて下さい。MAXブレーキならほぼバックラッシュしません。
と、自信のコトバがカタログ・HPに並んでいます。確かに、設定をしっかりすればほぼバックラッシュがないのです。昨年は、タイニークランクを投げるために巻き物用として多用しました。
デザイン~横から見るとほぼ一緒です。
鈴木美津男コラム -“私にしかわからないフィーリング”にピッタリのニュータックルを導入! - SFJ - スポニチ Sponichi Annex
利根川親父こと・・・H-1グランプリの総合プロデューサーの鈴木美津男さんも昨年アルファスSVを導入したようですね
さあ、箱から見て行きましょう。
★価格的にはアンダー3万円のコストパフォーマンスモデル
シンプルなダイワの箱です。キャスティングにて新発売直後に購入。メーカー希望小売価格37.000円ですが、実売価格25.900円でした。アルファスSVが実売価格が21.000円ほどですからエアの方が5000円ほどお高い。どこで買うかは悩みどころですね。キャスティングはこれにポイントがついたりします。
室内にてラインを巻かず撮影。赤いスプールが特徴。「紅い彗星」なんて言うように『レッド』は男の子にとって特別な意味があるものです。
★G1ジュラルミン製AIRスプールを採用しているので軽くて丈夫!
「最強の素材超々ジュラルミン」を超えた、約1.3倍の強度をを持つという「G1ジュラルミン」製スプールを採用。ラインキャパシティーが非常に少ないのもベイトフィネス特化モデルたる所以。糸巻き量を見て感じて「嗚呼、俺もとうとうベイトフィネスな人間になるのか・・・」とじんわりと実感。
糸巻き量が少ないだけに、こちらのハンドル回転数で十分なことを憶えておきたい。そんなに大遠投するためのリールじゃないんですね。なので、琵琶湖アングラーにはちょっと無縁になるのかな??
中を見ると肉抜き使用になっています。より軽くなっているということですね。
牛久沼仕様のためちょっと太目?の12lbラインを巻きました。スプールが浅溝なだけに本体が透けています。これぞベイトフィネス機って感じ。うれしい。
★「実践機として極限性能を追求」・・・雑に扱うのはやめよう!
買ったら説明書をよく読んでおきましょう。スプールが特に繊細な造りなようで・・・
16lb以上、15グラム以上のルアーの使用はひかえる
強すぎるテンションで糸をまかない
ネガカリ回収の時も強引に引っ張らない
道具ですからタフにガンガン使いたいですが、雑な扱いはやめようという事。いざ、カバーでサカナを掛けたら強引なやりとりをやっちゃいそうですが、それ以外の使用時は大事にしていこうと思います。「大事に扱う」これ重要。
ダイワはレベルワインドを回転させるTWSシステムを最近は多くの機種に採用し始めたがアルファスには非採用・・・しかし、毎年マイナーチェンジを続ける現在のダイワ。アルファスにもいずれTWSシステムが採用されるのでは!?と予測しているのですが~どうなんですか!ダイワさん!
ドラグ部分も赤い。ザイオンによるドラグ仕様なのがわかります。ドラグを引き出すほどの大物が釣りたいものです。
しかも、このスタードラグが30mmのロングアーム仕様となっているので、中指でラインスラックをクイクイってラインスラックをとる「ワンハンドクリップ」が簡単に行えちゃう。片手で操作すアレだ。カッコつけちゃいたいね。
★ギヤ比は7.1と5.8の2種類!「巻きモノ」「置モノ」両方いけちゃうゾ!
今回僕は、ワーム・ジグを使用したベイトフィネス用としたかったのでハイギヤの7.1にしました。テンポがアップすること間違いなしだぜ。そして、巻きモノを意識したギヤ比5.8は、ピクシーを使ってきた人なら手にしたくなるローギヤ仕様だと思います。こっちも購入検討中です(余裕がほしい…)。
サイドプレートを開けてみても基調カラーであるレッドが採用されている。
★SSエアでも採用された好評のエアブレーキシステムが採用!
何しろ軽いルアーを投げるわけです。「バックラッシュしづらい」というのは最重要課題なわけです。そこは、ダイワがSSエアで培ったブレーキシステムをこちらのアルファスエアにも採用。
ダイワHPより。画像はSSエアのシステム。
フルキャストの時にはしっかりとブレーキが効き、ピッチングの時には小さいチカラでしっかりとブレーキが効くそうです。何回、聞いても見てもなかなかわからないのですが使ってみてその機能を実感。
軽いルアーを投げたので何回かはバックラッシュするのでは?と思っていたのですが正に「ストレスフリー」!!!カタログ通りというかなんというか、低弾道ですーーーっと投げられました。いや、これは釣りが上手くなったと錯覚しますよ。
だからこそ初心者に良いリールなのでは!?
とおススメしたいリールです。オッカパリアングラーにとってもとても扱いやすいリールなんじゃないかと。このノンストレス具合、道具のチカラですねぇ。SSエアは使ったことがないですが、今後のダイワのベイトフィネスリールの旗艦はアルファスエアになると予測。
✖指移り込んでるのはご愛嬌っつーこって。
アシ、立木、クイ・・・こんな複合的なポイントに投げることがラクラクになります。夏になるとオーバーハング気味になるところもあるから水面をすべらすようにピッチングが可能になりました。うれしい勘違いです。
こういったごちゃついたところに、スモラバとか、ネコリグとかを静か~~に滑り込ませたいですなぁ。
アルファスエアをまとめてみると・・・
◆3万円を切るコスパ最高のベイトフィネスリール
◆スプール素材もリニューアル、軽量化されてキャスティング性能が向上
◆SVスプールなのでバックラッシュはほぼしないと言える使用感
◆ただし、作りが繊細になっているので強引な扱いは要注意!
◆ハイギヤとローギヤどちらもあり「ベイトフィネスプラッギング」用としても視野
◆ソルトウォーターでの使用が可能。水洗いOK!
という事で、アルファスエア!使い勝手はかなり良かったデス。バックラッシュしない具合や低弾道でのキャストのしやすさは格別。そして、コスパも良いからビギナーの人にもおススメできるリールだと思いました!(ただし扱いは大切にね)
※追記
ハードベイト用にも使ってみました。タイニークランクはもちろん、シャッドなども5g程度のレギュラーサイズであればスパスパ投げることができました。巻物にもありですよ。
※さらに追記
ジャッカルのDDシャッドがベイトでも投げやすくてよかったです。
次回予告⇒⇒⇒レジットデザインのベイトフィネスロッドをアルファスエアには合わせてみたよ
<蛇足>
(フィッシングショーで撫でまわしてきたのですがレポートしていなかったのです)
今シーズン対抗のベイトフィネスリールはシマノのアルデバランBFS XG!
デザインもこちらは変わらず。エヴァンゲリオン風です。
価格は、イロイロと比較してみましたが3万オーバー。アルファスエアとは価格面では比較はできません。
特徴は、シマノとしては久しぶりのマグネットブレーキ仕様。
マグネットが飛び出してブレーキを効かせる独自の仕組み。他のインプレを参照してみるとシマノ独特の最後のひと伸びは健在だとか。シマノリールも愛用しています。こっちも気になるぅぅ~~~
「最強の素材超々ジュラルミン」を超えた、約1.3倍の強度をを持つという「G1ジュラルミン」製スプールを採用。ラインキャパシティーが非常に少ないのもベイトフィネス特化モデルたる所以。糸巻き量を見て感じて「嗚呼、俺もとうとうベイトフィネスな人間になるのか・・・」とじんわりと実感。
糸巻き量が少ないだけに、こちらのハンドル回転数で十分なことを憶えておきたい。そんなに大遠投するためのリールじゃないんですね。なので、琵琶湖アングラーにはちょっと無縁になるのかな??
中を見ると肉抜き使用になっています。より軽くなっているということですね。
牛久沼仕様のためちょっと太目?の12lbラインを巻きました。スプールが浅溝なだけに本体が透けています。これぞベイトフィネス機って感じ。うれしい。
★「実践機として極限性能を追求」・・・雑に扱うのはやめよう!
買ったら説明書をよく読んでおきましょう。スプールが特に繊細な造りなようで・・・
16lb以上、15グラム以上のルアーの使用はひかえる
強すぎるテンションで糸をまかない
ネガカリ回収の時も強引に引っ張らない
道具ですからタフにガンガン使いたいですが、雑な扱いはやめようという事。いざ、カバーでサカナを掛けたら強引なやりとりをやっちゃいそうですが、それ以外の使用時は大事にしていこうと思います。「大事に扱う」これ重要。
ダイワはレベルワインドを回転させるTWSシステムを最近は多くの機種に採用し始めたがアルファスには非採用・・・しかし、毎年マイナーチェンジを続ける現在のダイワ。アルファスにもいずれTWSシステムが採用されるのでは!?と予測しているのですが~どうなんですか!ダイワさん!
ドラグ部分も赤い。ザイオンによるドラグ仕様なのがわかります。ドラグを引き出すほどの大物が釣りたいものです。
しかも、このスタードラグが30mmのロングアーム仕様となっているので、中指でラインスラックをクイクイってラインスラックをとる「ワンハンドクリップ」が簡単に行えちゃう。片手で操作すアレだ。カッコつけちゃいたいね。
★ギヤ比は7.1と5.8の2種類!「巻きモノ」「置モノ」両方いけちゃうゾ!
今回僕は、ワーム・ジグを使用したベイトフィネス用としたかったのでハイギヤの7.1にしました。テンポがアップすること間違いなしだぜ。そして、巻きモノを意識したギヤ比5.8は、ピクシーを使ってきた人なら手にしたくなるローギヤ仕様だと思います。こっちも購入検討中です(余裕がほしい…)。
サイドプレートを開けてみても基調カラーであるレッドが採用されている。
★SSエアでも採用された好評のエアブレーキシステムが採用!
何しろ軽いルアーを投げるわけです。「バックラッシュしづらい」というのは最重要課題なわけです。そこは、ダイワがSSエアで培ったブレーキシステムをこちらのアルファスエアにも採用。
ダイワHPより。画像はSSエアのシステム。
フルキャストの時にはしっかりとブレーキが効き、ピッチングの時には小さいチカラでしっかりとブレーキが効くそうです。何回、聞いても見てもなかなかわからないのですが使ってみてその機能を実感。
軽いルアーを投げたので何回かはバックラッシュするのでは?と思っていたのですが正に「ストレスフリー」!!!カタログ通りというかなんというか、低弾道ですーーーっと投げられました。いや、これは釣りが上手くなったと錯覚しますよ。
だからこそ初心者に良いリールなのでは!?
とおススメしたいリールです。オッカパリアングラーにとってもとても扱いやすいリールなんじゃないかと。このノンストレス具合、道具のチカラですねぇ。SSエアは使ったことがないですが、今後のダイワのベイトフィネスリールの旗艦はアルファスエアになると予測。
✖指移り込んでるのはご愛嬌っつーこって。
アシ、立木、クイ・・・こんな複合的なポイントに投げることがラクラクになります。夏になるとオーバーハング気味になるところもあるから水面をすべらすようにピッチングが可能になりました。うれしい勘違いです。
こういったごちゃついたところに、スモラバとか、ネコリグとかを静か~~に滑り込ませたいですなぁ。
アルファスエアをまとめてみると・・・
◆3万円を切るコスパ最高のベイトフィネスリール
◆スプール素材もリニューアル、軽量化されてキャスティング性能が向上
◆SVスプールなのでバックラッシュはほぼしないと言える使用感
◆ただし、作りが繊細になっているので強引な扱いは要注意!
◆ハイギヤとローギヤどちらもあり「ベイトフィネスプラッギング」用としても視野
◆ソルトウォーターでの使用が可能。水洗いOK!
という事で、アルファスエア!使い勝手はかなり良かったデス。バックラッシュしない具合や低弾道でのキャストのしやすさは格別。そして、コスパも良いからビギナーの人にもおススメできるリールだと思いました!(ただし扱いは大切にね)
※追記
ハードベイト用にも使ってみました。タイニークランクはもちろん、シャッドなども5g程度のレギュラーサイズであればスパスパ投げることができました。巻物にもありですよ。
※さらに追記
ジャッカルのDDシャッドがベイトでも投げやすくてよかったです。
次回予告⇒⇒⇒レジットデザインのベイトフィネスロッドをアルファスエアには合わせてみたよ
<蛇足>
(フィッシングショーで撫でまわしてきたのですがレポートしていなかったのです)
今シーズン対抗のベイトフィネスリールはシマノのアルデバランBFS XG!
デザインもこちらは変わらず。エヴァンゲリオン風です。
価格は、イロイロと比較してみましたが3万オーバー。アルファスエアとは価格面では比較はできません。
特徴は、シマノとしては久しぶりのマグネットブレーキ仕様。
マグネットが飛び出してブレーキを効かせる独自の仕組み。他のインプレを参照してみるとシマノ独特の最後のひと伸びは健在だとか。シマノリールも愛用しています。こっちも気になるぅぅ~~~
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